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大腸がん闘病中のユ・サンム、最後の抗がん剤治療終え心境告白

    お笑いタレントのユ・サンムが最後の抗がん剤治療を終え、大切な人々に対する感謝を伝えた。

    ユ・サンムは25日、自身のSNSに「To.大切な人たち」というタイトルで長文を掲載した。この文章にてユ・サンムは2年間大腸がん闘病をし感じたことを正直に打ち明け、有難い人々に対する感謝の意を伝えた。また健康を取り戻し新たな人生を生きるという意思も明かした。

    先立ってユ・サンムは24日に「ついに最後の抗がん剤治療。一番つらいときに隣を守ってくれた人。一生かけて返す。ありがとう、ご苦労様」というメッセージと両手を重ねた写真を掲載し恋人の存在を直接知らせたりもした。

    ユ・サンムは今年4月に大腸がんステージ3診断を受けた後、手術と抗がん剤治療を行ってきた。

    以下、ユ・サンムの掲載文全文

    To.大切な人々

    皆さん本当にありがとうございます。耐えることがつらいたびに皆さんが言ってくださった言葉を聞き、力を出すことができました。私は最初にライブ放送で疎通し、がんという事実を知ったとき…入院前まで。約10日間ずっと皆さんと会ったのは実は私のためでした。皆さんを通じて少しでもがんにかかった事実を忘れることができ、どのステージかわからなかったその怖さから抜け出すことができました。いつかお話したように、皆さんは私にとって抗がん剤よりももっと貴重な存在です。とても感謝しています。もう少ししっかり生きていきます。闘い打ち勝とうと思います。私のためにも生き、他の人を、また友のためにも生きます。まだ終わらない闘いであることは分かっています。一日一日が怖く不安な生を生きねばならないことも分かっています。ともすれば私の生があまり長くないかもしれない…という考えを三十代で何度も考えました。抗がん剤治療をしに病院にいくとき、多くのお年寄りの方を見てなぜ?私はこの年でこんなに悪いのか?また子どもたちを見て。大人である私もこうしてつらいのに…あんなに小さな子どもたちはどれだけつらいだろうか?ともすればあの子どもたちの両親は私よりもっとつらいのではないか…夜中から各地から来た数多くの患者たち…がんを患う母を連れてきた娘の涙…稀ながんにかかっても、私に頑張れと笑ってお話してくれた隣の病室のおじさん…退院の日につらい体で手紙を渡してくださったおばさん…そして手術後いまも目覚めることができない子どもたち…私が病院にいる短い時間にも…どれだけ多くの病院でより多くの人々がこうして苦しんでいるか…僅か3~4時間いた間にもコードブルーという心停止専門用語を何度も聞き…その病室の家族はいまどれだけ怖いか…ともすれば最後の瞬間かもしれないから…痛みがなければいいのに。誰もが苦しまなければと思います、もしそうでないなら…どうか彼らが治療だけでも心配なく受けることができればと思います。あぁ、ただ眠れず皆さんに感謝の言葉を伝えたく数文字書こうと思ったのに…とても長くなりましたね。話したいことがとても多いようです。2年という間本当に多くのことを経験し感じ学びました。私を責める方が多いこともまた分かっています。

    努力します。必ず打ち勝って。より健康になって。私が近くで見てきた…私よりもつらい…私よりもっと苦痛を受ける…私より力のない…そんな方々にとって必ずや助けとなる生を生きます。そして私もまた幸福な生を生きます。それが私を最後まで応援してくださり、私が病を打ち勝つ理由だと胸に刻みます。皆さん、そして今私が体験しているすべてのこと…本当にありがとうございます。
  • スタートゥデイ パク・セヨン記者 / 写真=スタートゥデイDB | 入力 2017-10-25 09:42:58