ドラマ『Sweet Home －俺と世界の絶望－』の原作であるウェブ漫画の連載が終わった時期は2020年7月30日、2019年夏に始まったドラマ撮影が翌年の2020年2月末に終わったので、ウェブ漫画の連載は撮影が終わってから5か月ほど続きました。
ウェブ漫画の分量は139話に達しますが、ドラマは10話で終わる予定だった上、原作にはなかった登場人物まで加わり原作の多くの内容が削除される羽目になったようです。原作の読者としては残念な部分です。

しかし、むしろ10部作で編成されたのが幸いだという噂が最初から出回りました。Netflixのウェブページや映像物等級委員会の等級分類で「シーズン1」と明記されているからです。読者や視聴者は『Sweet Home －俺と世界の絶望－』がシーズン制で進められると思っていました。ドラマが始まる前からです。

ドラマの撮影が終わり、その映像が公開される前、ハナ金融投資の投資分析報告書もこのような予測を裏付けていました。Netflix のオリジナル作品を制作する韓国の制作会社への投資分析で、STUDIO DRAGONが2020年に『Sweet Home －俺と世界の絶望－』シーズン1、2021年には「シーズン2」を制作するという日程が入っていました。

もちろん、全てのことが日程通りに進められるわけではないです。

投資分析資料の中にはA STORYの『キングダム』シリーズシーズン3、スタジオ329の『人間レッスン』シーズン2、KEYEASTの『保健教師アン・ウニョン』シーズン2、ナンバースリーピクチャーズの『Move To Heaven：私は 遺品整理士です』シーズン2、そしてサイレンピクチャーズの『イカゲーム』シーズン2の制作日程が一緒に予告されていますが、まだどれ1つ制作日程が確定していない状態です。

特に『Move To Heaven：私は 遺品整理士です』と『イカゲーム』は2020年にシーズン1さえ公開されず、ハナ金融投資の投資情報は単なる参考事項に過ぎなくなりました。

しかし、様々な状況を見てみると『Sweet Home －俺と世界の絶望－』シーズン2は制作の可能性が高いです。
ドラマで紹介されていない原作の怪物もまだ残っている上、ドラマがシーズン2を念頭に置いて制作されたという点が随所で発見されています。

何よりもアメリカをはじめ世界的に高い視聴率を記録したという点がシーズン2を期待させます。

シーズン1を開かれた結末で終えたイ・ウンボク監督は「制作と放映スケジュールについては自分も知りません」と答えた。しかし、シーズン2に登場するキャラクターについて描写する作業をしていることをそれとなく示唆していました。

ドラマ原作のウェブ漫画『Sweet Home』のストーリーを綴ったキム・カンビはシーズン2の構想は練りましたが今すぐには連載するつもりはないそうです。しかし、2月22日からNAVERで連載中の『猟銃少年』が『Sweet Home』の Prequel（プリクエル）*なので、ウェブ漫画ではシーズン2が事実上始まったと見ることもできます。

* Prequelは前作より時間的に先んじた話を見せてくれる続編です。本編の物語がなぜそのように流れるのかを説明する機能をしており、後編を作るための先行作業として行われることもあります。

ウェブ漫画作家が構想するシーズン2は超人と怪物に人類が立ち向かう、そんな内容だそうです。

「是非、生き残ってください」
ドラマが続くとアパート団地から脱出した住民たちの切実な願いも叶うでしょう。