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  • Q.
    ボーイグループのENHYPENについて教えてください
  • A.
    ボーイグループのENHYPENについて教えてください。

    • 左からソンフン、ニキ、ソヌ、ジョンウォン、ジェイク、ヒスン、ジェイ



    昨年11月30日にデビューしたENHYPEN*は、芸能事務所のBELIFT LAB所属の7人組ボーイグループ。

    * ハイフン(-、hyphen)のように人と人、世代と世代、分裂した世界を結ぶという意味が込められています。

    ENHYPENが属するBELIFT LABが少し聞きなれない名前でしょう。
    BTSが属するBig Hitエンターテインメント(以下Big Hit)とCJ ENMの合弁会社で2019年に設立されました。資本金は70億ウォンでCJ ENMの持分は52%と、Big Hitより少し多くなっています。

    ENHYPENのメンバーはCJ ENMとBig Hitが共同主催したMnetのサバイバルプログラム『I-LAND**』を通じて選ばれました。『I-LAND』は放送当時、アイドルを誕生させるために3年にわたって企画***された最先端番組だと紹介されました。つまり、『I-LAND』の「I」はアイドルを意味します。

    **ガールグループの(G)I-DLEのコンサート名と同じで、しばらく波紋を呼んだこともあります。
    *** 独特なアイデンティティが込められた世界観を具現するために200億ウォンをかけて3,000坪余りの超大型複合専用空間を作りました。

    先端システムを誇りましたが、全ての回で視聴率が1%(最終回0.8%)を超えないほど低調でした。『PRODUCE 101』シリーズの投票操作事件の余波が収まる前という点が原因だったようです。そして、従来のサバイバルプログラムから出てきた参加者たちの成長ぶりや難しいミッションを達成する場面も盛り込めませんでしたが、捏造の可能性を遮断するためにプログラムフォーマットにもたらした変化は、それほど成功的ではなかったようです。

    2020年6月26日から2か月半のサバイバルを通じて6か国から集まった23人の参加者のうち7人が『I-LAND』で選抜されまました。日本からの参加者のケイが善戦し得票数では7位につけましたがプロデュースの選択で8位のキム・ソヌがデビュー組に合流しました。アメリカ国籍のダニエル(キム・ドンギュ)も善戦しましたが、9位に止まりデビューメンバーに選ばれませんでした。

    とにかく『I-LAND』を通じて9月18日に結成されたENHYPENは、2か月後にデビューしました。サバイバルプログラムを通じて国内外に名前を知らせたため、デビュー時期を遅らせる理由もなかったでしょう。

    ENHYPENのデビューアルバムは『Border: Day One』

    デビューステージに上がってから2か月後、日本(2020 FNS 歌謡祭、CDTV ライブ! ライブ!)とアメリカ(MTV フレッシュアウトライブ)に進出したのですから、すでに多国籍グループの面貌を遺憾なく発揮したわけです。

    音楽番組で1位の栄誉には輝きませんでしたが、昨年、インターネットメディア「The Fact」が主催するミュージックアワードで、Weeekly、CRAVITYと共にネクストリーダーに選ばれました。

    そして新年に入って「ゴールデンディスクアワード」、「ソウル歌謡大賞」、「GAONチャートミュージックアワード」で 新人賞を受賞しました。

    『I-LAND』のファンであるENGENEの火力は、かなり強力な方です。韓国ではまだ少ないですが、日本をはじめ海外のファンはかなり多いです。ファンクラブ名のENGENEは、グループが結成されるやいなや行われた公募展を通じて選ばれました。約6万7000件の応募作をめぐり、ENHYPENのメンバーが直接選んだそうです。

    ファンクラブ名のENGENEには、ファンがENHYPENの成長と発展の最も重要な動力であり、ENHYPENとファンが同じ遺伝子(BENE)を持っているという意味が込められています。

    WeverseのENHYPENの加入者は20年12月末現在316万人です。『I-LAND』Weverseの280万人を受け継いだわけですが、ENHYPENは心強いファンの後援****の中で汽笛を鳴らしました。

    ****Twitter開設11日でフォロワー100万人を超え、2020年12月11日現在のフォロワーは154万人です。YouTubeチャンネルも2020年10月24日に105万人に達しデビューする前にゴールドボタンを獲得しました。

    ファンの規模がこの程度なので、アルバムの売り上げも心配する必要はないでしょう。実際にはENHYPENはデビューアルバムの初週販売量が男性アイドルとして歴代3位を占めました。

    ENHYPENのメンバーの平均年齢は結成日である2020年9月18日現在、満16.7歳です。メンバーの中に前世紀に生まれた人はいません。メンバー全員に弟がいないという共通点もあります。

    ENHYPEN CDTV live!: https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=wlaLb3oyjWQ

    メンバー紹介

    ヒスン(イ・ヒスン、2001.10.15):センター。凄腕のダンスを誇り、強烈な振り付けをしながらも高音と重音を安定的に行き来するライブが絶品です。体格は細いですが引き締まってます。一番好きな食べ物はラーメンで、ロールモデルはお父さんです。涙もろい反面愛嬌は弱いです。小学校に通っていた時、父親と一緒に車に乗って行き、運転していた父親が流したおならの音程が「ソ」だということを知るほどの絶対音感の持ち主です。

    ジェイ(パク・ジョンソン、2002.04.20):米国シアトルで生まれた海外同胞です。ストリートダンスに自信を持っており、ソフトな低音の持ち主で高音も魅力的です。特に口が小さくてかわいい、ファンはジェイの口を「ブリ(くちばし)」と呼びます。2020年、世界イケメン順位58位でした。アイドルにあまり関心はなかったですが、スカウトでオーディションの提案を受けて入社し、ロールモデル(BTSジミン)のいるBig Hitに移るため厳しい練習をした後、2017年にオーディションを通じてBig Hitに入社しました。自分の感情にとても率直な方で自信はありますがメンバーたちの話によると謙遜で臆病だそうです。

    ジェイク(シム・ジェユン、2002.11.15):オーストラリア、ブリスベン出身の同胞です。ハンサムな顔立ちを持つ美男子です。ジョンウォンを背負ってから立ち上がるスクワット(Squat)を50回も行うほど体力があります。茶目っ気な面が多いですが臆病です。『I-LAND』の撮影中に険悪な雰囲気が漂うと、ジェイに「一緒に寝て、トイレも一緒に行って、シャワーも一緒にしよう」というシーンがありました。練習室に虫が現れた時、稲妻のように逃げ出しました。物理学に関心が多く大学に行ったなら物理を専攻しているだろうと言いました。幼い頃からオーストラリアで育ち、たまに韓国語が下手な姿を見せます。

    ソンフン(パク・ソンフン、2002.12.08):元フィギュアスケート選手です。優れたルックスと着実に発展する実力でファンとプロデューサーの心をつかみ、メンバーに選ばれました。フィギュアスケートのために学んだ現代舞踊とバレエで鍛えられ、力がありながらも柔軟なダンスのラインを誇ります。小心者で慎重な性格でしたが、 メンバーたちと過ごしながら明るいエネルギーをもらいました。フィギュア選手と練習生を並行していた当時、難易度の高いトリプルアクセルを成功させるため、骨身を削る練習を行ったほどの努力派です。フィギュア選手時代のあだ名は「果川(クァチョン)ソン・ジュンギ」。5歳下の妹ととても仲が良く妹を紹介したいメンバーに対しては、きっぱり「いない」と言いました。

    ソンウ(キム・ソンウ、2003.06.24):くっきりとした顔立ちに目を釘付けにする華やかなビジュアルの持ち主です。中学時代には後輩たちから「サムオオッパ(3年5組のハンサムなお兄さん)」と呼ばれました。目つきは鋭いですが、いつも笑顔なので優しいイメージを漂わせます。一人でいるより人と付き合うのが好きですが、心が弱いので傷つきやすいです。特技は愛嬌を振りまくことです。子どもの時から病弱で、2019年には気胸手術を受けました。嫌いなことは掃除と面倒なこと、関心を受けられないことです。バケットリストは世界一周と宇宙に行くこと、そして宇宙人に会うことだそうです。

    ジョンウォン(ヤン・ジョンウォン、2004.02.09):リーダー。若い歳で短い準備期間にもかかわらず、ダンスと歌の実力を持っています。音色がとても独特で、メンバーたちが一緒に歌を歌っても分かるほどです。体格に比べて声量も少なく、ライブが安定的です。ストレスを受けにくく状況把握が早くリーダーとして適していると評価されます。人見知りが激しいですが、親しくなるとうるさいほど口うるさくなります。メンバーの中で、涙をほとんど見せない方です。フードトレーナーのフードを前に引いたり、服の袖を下ろしたり、また眉毛を上下に動かしたり、ほおを膨らませたり、踊る時に舌を出すなど、かなり癖が多いです。7歳でテコンドーを始めて4年間選手生活をした経歴があります。両親が共働きなので祖母の下で幼少期を過ごしました。

    ニキ(西村力、2005.12.09):岡山県出身の『I-LAND』最高のダンサー。他の練習生は習得するのに1時間以上かかる振り付けを10分で覚えます。それに華やかなダンスライン、パワフルなディテール、適切な表情演技が舞台の上で目立ちます。末っ子らしく純粋で率直で愛嬌たっぷりです。しかし恥ずかしがり屋で「恥ずかしい、シャイボーイ」というニックネームが付けられた。 おとなしい顔立ちとは裏腹に熱情と毒気が溢れています。満14歳で一人で自分の夢を追いかけて「死に物狂いで突き進むこと」自体が毒気なしでは不可能なことです。自分の仕事には淡々と受け止めますが、人のことによく泣くタイプです。 泣く時は顔が真っ赤になり、口がひよこのくちばしのように飛び出します。