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  • Q.
    ボーイグループP1Harmonyについて教えてください
  • A.
    6人組多国籍ボーイグループ、P1Harmonyのデビューは実に独特です。
    ステージではなくスクリーンでデビューしました。

    それにアルバムも格別です。メンバーたちがアルバムに収録された全曲の作詞に参加しました。自分が歌う歌詞をみずから書いて、演技もして…。今まで見たことのないアイドルグループの出現です。

    メンバーの中でラッパーのインタク(ファン・インタク)とジョンソプ(キム・ジョンソプ)は全曲の作詞に参加しており、2曲には作曲にも参加して優れた才能を早くから披露していました。

    • 左からジョンソプ、テオ、インタク、キホ、ソウル、ジウン



    FNCエンターテインメントで9人組SF9に続いて4年ぶりに披露したダンスグループP1HarmonyはPlus+1+Harmonyの合成語です。ハーモニーを成すチームに未知の一つが加わり無限の可能性を切り開いたという意味が込められています。

    P1Harmonyのデビューは、とても独特な方法で行われました。
    デビューステージに上がる前、 P1Harmonyのメンバーたちは映画の撮影をしました。SFヒューマンドラマ『P1H』です。

    怒りと暴力を起こすウイルスで廃墟になった世の中を救うために他の次元に散らばった少年たちが集まって希望の星を訪ねに行くという話です。
    アイドルグループが映画スクリーンでデビューする方法は奇抜な発想です。アイドル歌手が名を馳せてから演技者に変身しますが、P1Harmonyのメンバーは、そもそも演技と歌、ダンスを並行しているわけです。演技経験のあるメンバーは1人もいなかったですが、先輩俳優に助けてもらいランニングタイムが100分もの作品を作り上げました。デビュー映画は韓国全域のロッテシネマで公開された後に日本と中国、東南アジア、そして英米圏で多様なプラットフォームでハイライト映像が公開されました。

    アメリカの時事マガジン『TIME』は、この点に注目し「2021年注目すべきK-POPグループ」のリストにP1Harmonyを載せました。

    P1Harmonyは2月5日の正午、カカオTVで『P1H』の全編を公開しました。これから3月5日まで毎週金曜日5本のエピソードに分けて公開される予定です。日本ではYAHOO!JAPANの動画サービス、「GYAO!」で公開されます。

    『P1H』はすでに後続作の作業に入ったそうですが、監督は『アベンジャーズ』に負けないほどの作品を作ると気炎をあげています。

    メンバー紹介

    テオ(チェ・テヤン、2001.07.01):ボーカル。メンバーの中でも歌唱力が最も高く、デビューアルバムのタイトル曲「Siren」でも最も高い評価を得ています。カメラ恐怖症でしたが映画を撮りながらカメラと親しくなったそうです。愛嬌のある性格ではないですが言葉遣いから自然と愛嬌がにじみ出てメンバーからは「末っ子みたい」とからかわれます。人見知りをする方で、そばに誰がいるかによって性格が変わります。一つの食べ物にハマるとずっと食べるそうで、チャンポンラーメンにハマった時、4か月間1日も休まずにチャンポンラーメンを食べたそうです。

    キホ(ユン・キホ、2001.09.27):カナダ同胞。アイドルグループの中では珍しい外国人リーダーです。韓国語に不足はないため、チームを率いるのに困難はありません。自ら「超面白い魅力あふれる素敵な男」と表現するほど自己愛に溢れています。絵を描くのが好きで、寝言を言うほど寝相が悪いそうです。英語が上手で外国人のコメントにもよく答えており、Weversでのコミュニケーションが一番多いメンバーです。ジョン・レジェンド(John Legend)の「All of Me」をカバーした映像がTikTokで再生回数130万回を記録するほど人気を集め海外ファンの流入にも一役買いました。

    ジウン(チェ・ジウン、2001.10.07):ボーカル、ラップ。寝て起きたら動く動線を先に考えるほど計画的な性格です。スリッパを履いて浴室のかばんとタオルを用意した後、トイレに行く最小限の動線を描いてから動くそうです。寮で小言を言う担当ですが、本人の人生目標は聖人です。哲学が好きで関心も多いです。ゴキブリは怖がりますが寮でゴキブリが発見されてから、メンバーたちはものすごく叫ぶジウンを発見しました。

    インタク(ファン・インタク、2003.08.31):ダンサー、ラッパー。母親がダンサー出身なので幼い頃から自然にダンスに接し歌手への夢を育てました。他の仕事をしている時も体がくたくたになるほど、体がダンスに染みついています。シャワーを浴びる時も、シャワーヘッドをマイクにして遊びダンスを踊るそうです。メンバーたちによると、たまには転ぶそうで、1時間は優に過ぎてから浴室から出てくるそうです。自分の口で他人の視線を気にしない図々しさを魅力と言ってますが、そのような性格が浴室で遊ぶ動力になっているようです。パンが大好きで種類を問わずいつも手に持っているほどです。

    ソウル(白翔太、2005.02.01):ラッパー。父親が韓国人で母親が日本人のハーフメンバー。瞳がひときわ大きくて人形のようです。メンバーたちは「初めて見た時、瞳しか見えなかった」と評価します。目鼻立ちがかすかで清純味にあふれています。このような外見とは違って、アクセサリーと服に対する好みは少し目立つ方で、骸骨の指輪をはめた姿をよく見かけます。リーダーのキホによく従い、たまに「抱いてくれ」とせがみます。日本語より韓国語が上手で韓国語よりは英語の感嘆詞が多いです。Twitterに投稿する時、すべての投稿にかわいい日本式の絵文字を必ず書きます。

    ジョンソプ(キム・ジョンソプ、2005.11.19):ラッパー、ダンサー。 『K-POP STAR』シーズン6の優勝者です。YGに入社しサバイバル番組『YG宝石箱』に出演したが、デビュー組に入れずFNCに移りました。本を読んでYouTubeを見て、ただ呆然としていて単語が一つ思い浮かんだら歌詞を書きます。ダンスでも振り付け創作能力が優れています。人見知りをしますが、親しくなれば気兼ねなくいたずらもします。しかし、幼い頃から多くの困難を経験したため大人びた面が多いです。一発芸はキバノロのモノマネ。片目が近視、反対の目は遠視なので目をしかめる癖があり、いつもウィンクをしているように見えます。もちろんウインクもよくする方です。ステージに上がるとウィンクを50回くらいします。『K-POP STAR』第1ラウンドに出演した当時、満10歳でしたが、その時まで読んだ本がなんと1000冊もあり、本をたくさん読んだためかすでに語録を残しています。