『ジョジョ・ラビット（Jojo Rabbit）』という映画を見ましたか？
ヒットラーとナチスに憧れる幻想を持った10才の子どもの話です。映画には靴紐を結ぶ場面がよく出ます。







ジョジョは靴紐を結ぶことに成功できるでしょうか？気になるなら直接見てみてください。
靴は映画の中で、よく登場します。

靴の形、靴の数、靴を脱いだ形、靴を履いた形がその性格を物語っているからです。

長い間、駅前で靴を磨いてきた靴磨き、修理工は靴を見ただけで彼が何をしているのか、身長と体重はどの程度で顔立ちはどうなのかを当てました。

専門的な訓練を受けなくても見当をつけることはできます。
約10年前、米カンザス大学の研究チームが大学生63人を観察者にして208組の靴を見て靴の持ち主の性別、年齢、社会的地位、政治性、性格を推測するようにしました。

大部分の学生が履き物の持ち主の特性を正確に当てました。
性別と年齢、収入程度は正確に当て、情緒的な安定と優しさの程度もほぼ似たように当てました。

人々は本当に自分たちの性格に合わせて靴を履いているのです。
収入の多い金持ちは華やかで高い靴を選んでいます。新しいものではないが傷のない靴は良心的な人であることを知らせてくれます。対人関係に心配の多い人は新しい靴、リベラルな性格の強い人はもっと古くて高くない靴を履く方でした。

普通の靴では靴の持ち主の性格や政治性を推測するのは容易ではありませんでした。靴の持ち主自らが自分たちの感情を抑え、目立たない生活を望んでいるからです。

あとはアンクルブーツを履いた人は攻撃的だということも調査されました。
靴を脱いでおいた形を見てからも性格を推測することができます。



A : コミュニケーション能力に優れた人、優柔不断で怠惰な性格
B : 聡明で体系的な性格、完璧主義者
C : 神秘主義者、感覚的な芸術能力、プライドが高く気まぐれ
D : 個性が優れている。断固としていて剛直な性格なので周りの人を不快にさせることもある

履いている靴のかかとが、どちらがすり減っているかを見ても性格がわかります。

かかとの外側がすり減っている人は主観がはっきりしていて能動的な性格、靴のかかとの内側がすり減っている人は自信と社交性に欠け、すぐに人と付き合いにくい人だそうです。右の靴のかかとの内側がすり減るなら才能と能力はあるが、せっかちではないか、自ら警戒するのが賢明です。そして左の靴のかかとがすり減っている人は呑気すぎる人、ある意味怠け者だと思われるほど行動も鈍いです。

先ほどはアンクルブーツが攻撃性を見せてくれると言いましたが、一部では自己管理が徹底されていて自由に旅行するのが好きだということもあります。

ハイヒールはプライドは高いが頑固な人が好んで履き、溌剌として陽気な人はローファーを愛用します。ローファーを履いた人とはすぐに親しくなることができるそうです。

現実を重視した無邪気な顔で深い本音を持った人はフラットシューズを愛用し、草履を履いた足からはゆったりとした気持ちが感じられます。

ウェッジヒルは自分の発展に欲も多く一度心に決めたのは必ずやり遂げるほど意志も強いと言います。しかし、弱くて感性が豊かで涙も多いと言います。

靴よりは運動靴姿で家を出る人々は楽さを追求するタイプです。しかし仕事が与えられたらいつも最善を尽くす、毎日を一生懸命に生きる人々です。

ロングブーツは楽天的で冒険を楽しむ人々が好んで履きます。過去を振り切って今日はどんな面白いことが私を待っているのか、こんな風に思いながら靴紐を結びます。

ある人はこう言っていました。
普通の女性なら、下駄箱の中にあのような靴が全部入っていて、その日その日履き替えるはずです。
だから女の心が分からないのでしょう。