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  • Q.
    ドラマ『D.P.』シーズン2は、いつ出ますか?
  • A.
    10月初めに開かれた釜山(プサン)国際映画祭に出席したハン・ジュンヒ監督は、『DPシーズン2』のシナリオを書いていると言及しました。

    当時はNetflixからシーズン2をしようという通報を受ける前でした。

    そして12月中旬にシーズン2の制作が確定しました。

    シーズン2が確定する前から準備作業に入ったわけなので近いうちにシーズン2を見ることになると期待しています。一部の女超コミュニティではイ・ドンウクが学士将校として出演する話も出ています。

    ドラマの人気が高まるにつれ原作のウェブ漫画『D.P. 犬の日』も同時に話題になっていますが、その後ウェブ漫画作家のキム・ボトンに様々なエピソードが伝わったと思います。

    元を正せばドラマ『D.P.』は、シーズン2、3を制作するのが比較的容易です。一見、軍の不条理を告発しているようにも見えますが、ジャンルは本格的な犯罪推理に近いからです。ですから、米国の犯罪ドラマのように適当なエピソードさえあればストーリーを展開するのが難しくもありません。

    逮捕組のアン・ジュンホ(チョン・ヘイン)とハン・ホヨル(ク・ギョファン)はシャーロックホームズを連想させます。

    シーズン2の制作が確定しファンは熱狂しますが、不満な様子を見せる人もいます。軍隊とコンビニのセブンイレブンです。

    軍の不条理が盛り込まれた作品なので、軍当局が協力しなかったのは当然のことです。ユン・ジョンビン監督がメガホンを取った映画『許されざるもの』の制作当時、国防部は軍の広報映画という言葉にだまされて場所と小物を支援しましたが、映画が公開された後、上司から叱責を受けたことがあるので『D.P.』の制作に協力する考えは少しも示しませんでした。

    作品は2014年を背景にしています。軍は先進兵営を掲げ、過酷行為の根絶に乗り出しましたが、その年に第28歩兵師団の医務兵殺人事件や第22歩兵師団の銃乱射事件が起きたことを考慮し意図的に設定した年のようです。

    ドラマ『D.P.』が話題になった後、国防TVのYouTubeが「現役が教えるK軍隊の現在の姿」という公募作の映像をアップしたのですが、内容がドラマ『D.P.』の話をしながら軍隊を擁護する内容だったので批判が殺到しました。国防部は該当の映像を非公開で処理してしまいました。

    セブンイレブンは、おそらくシーズン2の制作には協力しないと思います。

    第5話で除隊した軍人がコンビニでアルバイトをしていた時、使用期限が過ぎた牛乳を片付けようとしたところ、店主が「使用期限が過ぎたからといってすぐに処理して、赤字になればお前が払うつもりか?」と胸を叩きながら怒鳴りつける場面が登場したからです。店主からの問い合わせやクレームが殺到したため本社レベルで仕方なく法的対応まで準備中だそうです。

    シーズン2の制作に協力しなくてもシーズン2が放送されれば、シーズン1から最初から観覧しようとする人が増えるはずなのでコンビニの店主たちとしては頭の痛いことです。

    とにかくシーズン2は近いうちに公開される予定です。

    シーズン1で主人公のアン・ジュンホがちょうど一等兵階級になったため、兵長として満期除隊するまでシーズン3、4も制作することができるでしょう。

    余談ですが、日本語字幕に誤訳が少しあるそうです。103憲兵大隊の「憲兵隊長室」を「憲兵大長室」に、後任ができたと喜ぶ組長のセリフ「久しぶりにサジェ*だな」は「久しぶりに舍弟ができた」に、ホストバーの「選手**」募集チラシを「モテ男(異性に人気のある男)」に誤訳したのが代表的です。

    *Made in 社会つまり軍隊じゃない所の産物。
    ** ホストバーで女性のお客様に接待し体まで売る男性