記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
HOME > 韓国Q&A

  • Q.
    「スーパーマンが帰ってきた」出演の家族紹介:ソン・イルグクと三つ子の息子テハン、ミングク、マンセ編
  • A.
    『スーパーマンが帰ってきた』の人気は、カレンダーの販売数からも確認することができます。チュ・ソンフンとサラン父娘と一緒に、この番組で大活躍する三つ子の「三つ子カレンダー」は、昨年になんと36万部売れました。

    このような人気を得ようと、この番組に出たがる芸能人が待機している状態です。コメディアンのチョン・ギョンミは、もうすぐ一歳になる息子がお父さんのユン・ヒョンビンと一緒に「スーパーマン」に出演して欲しいと公に明かしました。母親の期待のほうがより高いことでしょう。子どものような(?)お父さんに、自然と育児を実践させる機会でもありますからね。

    しかし、すぐにチャンスは来ないようです。オム・テウン父娘が降板しても、当分の間は現在出演中の4家族だけで番組を作っていくというのが制作陣の方針であるように見えます。

    ▶ ソン・イルグクと三つ子の息子、ソン・デハン、ソン・ミングク、ソン・マンセ(2012年生まれ)

    • 三つ子の兄弟(左からテハン、ミングク、マンセ)写真=KBS『スーパーマンが帰ってきた』画面キャプチャ

    珍しい三つ子が生まれ、この家族は放送前から話題をさらっていました。さらに、息子の名前を合わせると、テハンミングクマンセ(大韓民国万歳)とんなるんですから、子どもの名前さえも奇抜です。

    ソン・イルグクは、もともと、息子が2人生まれたらテハンとミングク(大韓民国)にして、娘が2人であればウリとナラ(わが国)とつけようと決意していたそうです。ところが、三つ子が生まれたため、末っ子の名前をマンセ(万歳)に決めたといいます。名前を考えながらも、名前のせいで成長途中にからかわれないか心配したそうですが、末っ子​​の行動が、まさにマンセらしく、最近は悩まなくなったそうです。(テハンやミングクという名前は一般的にもよく耳にする名前ですが、マンセは珍しい方に属します。)

    子どもを全部合わせると、60キログラム近くになるため、一度に抱きかかえて移動することが難しいうえ、ともすると三段分離するせいで、声を出して走り回るお父さんの姿が大変そうに見えます。子どもが迷子になるのではないかと心配をたくさんしたそうですが、放送出演以後にはソン・イルグクの息子だと分かる人が多くなり、心配が少し減ったといいます。

    ソン・イルグクは、本当に素晴らしい父親の姿を見せてくれています。子どもたちがいたずらをしても「子供のいたずら」とみなされる程度であれば、静かに後片付けだけをします。手厳しく指導しなければならないときには、厳しくします。このため、「松島(住んでいる地域名)の聖者」と「ソン大将」という、若干相反する2つのニックネームを持っています。

    母親のチョン・スンヨン氏は現職判事であるため、ほとんど出演しないうえ、出演する時にも顔を映さず、声だけが放送され、この番組の趣旨に最も適合するという評価を受けています。

    末っ子より4分先に世に出て長男となったテハンは、弟たちが夢中になっていたずらをしていたり、問題を起こしているとき、「これ、どうしよう。お父さんに怒られるだろうに…」と心配したり、お父さんを助けようと努力するなど、長男らしい面を見せます。それだからと、ただただ良い子なわけではありません。朝ご飯を食べずにいたソン・イルグクが車の中で簡単にすませようとしたところ、テハンにバレたことがあり、テハンが泣き始めたため、弟に伝播して三つ子が一緒に泣いて難局に陥ったことがあります。以後、レストランに到着してからは、タンスユク(韓国の酢豚)を「お父さんの」と大きな声で言いながら、あげるふりをするなど、いたずらをする悪童の面もあります。三兄弟の中で特にのお父さんのことが好きで、足に小麦粉がつくと、ティッシュで指の間を、細心の注意を払って拭くなど、汚れを我慢できない性格を持っています。

    次男のミングクは愛嬌が多く、顔見知りをしません。カメラマンにも言葉をかけ、歌もよく歌います。丸まるとしたルックスに、初めて見る人にも簡単に抱かれるため、お姉さんたちにご飯も食べさせてもらい、鼻もかんでもらうという言う贅沢を味わいました。レストランの従業員にも「おばさん~ごはんください」と大きな声で言うほどですから。

    ミングクが歯を磨きながら、EXIDの『Up & Down』を歌ったため、この歌が突然として子どもたちに歯磨きを奨励する歌謡という地位を得たりもしました。

    末っ子のマンセは、出生時に2キロにも満たない未熟児として生まれ、心配されました。3人のなかで最も自由奔放で、2人の兄が面倒を見る場面がたまに出てきます。

    自由な魂の所有者で、突拍子もない行動をとることが多く、バッタを捕まえるときにお父さんにテレパシーを送信したり、知らないおばさんにお菓子をもらって食べたりします。親和性が非常に良く、初めてあった子どもたちともよく遊びます。キャンプ場を訪れたときには、生まれて初めて会った年上の女の子に靴下を脱がせてほしいと言ったほどですから、マンセはすでに顔が広くなる兆しが濃厚です。

    3人の人気は出演したCFでも確認することができます。サムスン電子、乳酸菌飲料メーカー、ハナ金融グループのハナSyncカード、起亜自動車の7人乗りカーニバル、コカ・コーラ、ドンウォンマグロ、LG電子。すでにお父さんをしのぐ、そうそうたるブランドのCFです。

    三つ子の家族も心配がないわけではありません。祖母が演技者出身の国会議員キム・ウルトン(金乙東)氏であるため、今後、総選挙に三つ子が政治的宣伝手段として活用されるのではないかという懸念が当面の心配事となっています。