名前 / 生年月日 / ポジション / 所属 / 最終回の得票数
ユン・ジソン / 1991.3.8 / リーダー、サブボーカル / MMO / 902,098（8位）
ハ・ソンウン / 1994.3.22 / メインボーカル / スタークルーENT / 790,302（11位）
ファン・ミンヒョン / 1995.8.9 / リードボーカル / PLEDIS / 862,719（9位）
オン・ソンウ / 1995.8.22 / リードボーカル、リードダンサー / Fantagio / 984,756（5位）
キム・ジェファン / 1996.5.27 / メインボーカル / CJ E＆M / 1,051,735（4位）
カン・ダニエル / 1996.12.10 / センター、リードボーカル、メインダンサー / MMO / 1,578,837（1位）
パク・ジフン / 1999.5.29 / サブボーカル、リードダンサー / マル企画 / 1,136,014（2位）
パク・ウジン / 1999.11.2 / メインラッパー、メインダンサー / BRANDNEW MUSIC / 937,379（6位）
ペ・ジニョン / 2000.5.10 / サブボーカル / C9 / 807,749（10位）
イ・デフィ / 2001.1.29 / サブボーカル / BRANDNEW MUSIC / 1,102,005（3位）
ライ・グァンリン / 2001.9.23 / サブラッパー / CUBE / 905,875（7位）

男も女もアイドル歌手としてデビューするために、顔が一役買っているようです。

練習生たちが選んだビジュアルベストTOP11のうち、パク・ジフン（1位）、ペ・ジニョン（2位）、ライ・グァンリン（3位）、ファン・ミンヒョン（4位）などがすべて堂々とデビュー組に名をあげたのです。

一方、メインボーカルはハラハラでした。キム・ジェファンが4位と大きな票差でWanna Oneメンバーに入りましたが、ハ・ソンウンはギリギリ僅差だったのです。事実、『プロデュース101シーズン2』が終わるまで、ファンの間ではメインボーカル不在でデビューするのではという心配があったという裏話です。チームの構成には優れたボーカルが不可欠ですが、選ばれなければ非常に困難だったことでしょう。そのためか、メインボーカル候補の放送分量を見ると、制作陣が意図的に後押しした感じがしました。

しかし、制作陣が公に選ばない以上、彼らの希望通りのメンバーで組まれることはないでしょう。直Cam映像で再生回数1000万回を誇っていたキム・サムエルの脱落は制作陣にも衝撃を与えました。キム・サムエルは1回から最終回まで放送分量で大きな偏差もなく均等に浮上し、物議に上がったこともなくトレーナーの賞賛も受けるうえ、デビューする有利な条件であるセンターを2度も務めたものの、順位が上がらず最終的に18位で脱落してしまいました。

おそらく熱烈なファンではない一般的な視聴者にとっては、あえて票を与えずとも当然デビュー組に入る練習生とされ、他の練習生を支持するファンには牽制対象とされたからかもしれませんね。1人を無限ループで見ることができる直Cam映像の視聴回数が虚数だった可能性もあります。

14回で脱落の苦杯を飲んだPLEDISエンターテイメントの男性1号練習生キム・ジョンヒョン（NU'EST JR）も制作陣にとって非常に意外だったようです。彼が持つキャラクター性は人気を集め、事前投票の結果ではデビュー組確実との判断を下していたようです。

これに対し、パク・ウジンは1回で72位から始まり2回は75位と進展しなかったものの、3回から底力を発揮し始めて最終回で6位になり70位も上昇しました。カン・ダニエルとキム・ジェファンも20位、ユン・ジソンとハ・ソンウンも30位以上の順位を引き上げてデビュー組に参加しました。

脱落した練習生の涙を背にして、Wanna Oneはミニアルバム『1X1 = 1』でデビュー舞台を持った後、さっそく米国で8月18日から20日まで開かれたKCON2017LA合同コンサートの舞台に立ちました。米国に行く前、ミニアルバムに収録された『Energetic』でMBC Music『ショーチャンピオン』、Mnet『M COUNTDOWN』で1位に上がり、18日にはKBS『ミュージックバンク』をはじめMBC『ショー！音楽中心』とSBS『人気歌謡』など地上波音楽放送の頂上まで掌握してしまったのです。

Wanna Oneのファンクラブ名はWannableです。ファンの公募を経て候補に上がったIF、ウォンプ（Wanna One ＋ プロデューサー）、Wannableの中からメンバーの会議を経て選ばれた名前だそうです。現在自身がWannableと明らかにした芸能人はホン・ソクチョンとコメディアンのキム・シニョン。

Wanna Oneのファンは、これまでメンバー一人一人が好きで活動してきた人々でしょう。ふり幅も非常に広いです。簡単に言うと、1位のカン・ダニエルとパク・ジフンのファンが異なる傾向を見せるということです。このような多様なファンをひとつにまとめることもWanna Oneメンバーは念頭におく必要があるでしょう。

Wanna Oneメンバーの紹介は、次の回に続いていきます。