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もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • Q.
    チャジャンミョンは韓国料理でしょうか?
  • A.
    2005年10月、仁川(インチョン)のチャイナタウンで「チャジャンミョン誕生100周年大祝祭」が開かれました。値段も安くなって手打ち麺職人が技量を競う大会も行われました。

    • 仁川のチャイナタウン



    ここで注目する単語があります。「誕生」という単語です。
    韓国に住んでいる華僑が作ったのは確かですが、だからと言って中国本土から伝えられてきた料理ではありません。

    それなのに誕生という言葉をあえて(?)使っています。明らかに中国料理ですが、中国本土では見当たらない料理だからでしょう。

    チャジャンミョンが、いつ初めて登場したのか教えてくれる明確な記録はありません。いろいろな状況を総合してみると、仁川(インチョン)に住んでいる中国山東省(サンドンソン)出身の華僑が19世紀末に作ったと推定するだけです。

    韓国の華僑は1882年、壬午軍乱の時、清国の長寿、オ・ジャンギョン(呉長慶)の軍隊についてきた40人余りの商人です。彼らが済物浦(ジェムルポ)の清国、租界地に留まって店舗を開きましたが、彼らが故郷で食べたチャジャンミョンを作って売り始めました。(中国本土で食べていたジャージャー麺(炸醤麺)は茹でた麺の上に肉味噌と野菜を乗せて混ぜて食べた料理)

    歳月が流れて中国のジャージャー麺は韓国人の口に合うチャジャンミョンに変わりました。つまり帰化したということです。

    • チャジャンミョンが生まれた場所、コンファチュン



    韓国式に変わったチャジャンミョンを最初に売り始めた中国料理店はコンファチュン(共和春)だと言われています。だからコンファチュンがオープンした1905年を基点に100年目の2005年にチャジャンミョン100周年祭りが開かれたのです。

    現在のコンファチュンは、100年前のレストランではありません。元祖のコンファチュンは、1984年に閉店しました。現在の店舗は韓国人が商標権を登録して営業している場所です。仁川、善隣洞(ソルリンドン)のコンファチュンは、20年余り廃虚のように放置されていましたが、2006年に近代文化遺産246号に指定されて、2012年「チャジャンミョン博物館」に変化しました。

    チャジャンミョンは、韓国料理ですか?
    この質問には、「そうです」と答えなければなりません。
    麻薬事犯で逮捕された帰化1号芸能人のロバート・ハリーを韓国人だと言うべき理由と同じです。

    中華料理店の中で最も値段が安いですが、最も作りにくい料理、レストランのレベルを評価する基準になるチャジャンミョンの味を左右するチュンジャン(春醤)も韓国でのみ通用します。

    チュンジャンは、小麦粉と豆を発効させて作ります。中国のミョンジャン(面醤)がチュンジャンと似ていますが見た目が似ているだけです。チュンジャンは1948年、山東省出身の華僑、ワン・ソンサン(王松山)が初めて作り、「サジャピョチュンジャン(ライオンチュンジャン)」という名前で販売し始めました。1950年代中盤、ここに甘いキャラメルソースを混ぜ始めました。

    その頃からチュンジャンを炒める匂いに韓国人の鼻が反応し始めました。

    その匂いに感染すると地位も威厳も、みな捨てて準備をしなければならなりません。家族も国家も、どんなイデオロギーもその香りの前では白旗を揚げて降伏しなければならなりません。「アン・ドヒョン(チャジャンミョン)」

    中国のジャージャー麵(炸醤麺)と韓国のチャジャンミョンの違い
    - 中国のジャージャー麺は甘味がなくて、塩辛い味が強いです。韓国のチャジャンミョンは、麺がツヤツヤしていて甘味があります。
    - 中国のジャージャー麺はゆでて冷ました麺を使用し、韓国のチャジャンミョンは、茹でたての麺を使います。
    - 中国のジャージャー麺は少し乾燥してて冷たい反面、韓国のチャジャンミョンは、水気が多くて熱いです。
    - 韓国のチャジャンミョンは、卵を乗せてくれます。(田舎では、目玉焼きやゆで卵半分、またはうずらのゆで卵を乗せてくれます。ソウルでは乗せてくれないので、ソウルでチャジャンミョンを初めて食べた田舎の人は、「ソウルの人は、冷たい」と不満を言います。