アルミホイルはラップと共に台所の必需品の一つです。
食べ残しを包んだり器が足りない時は皿代わりにすることもできます。鶏肉やカルビ、魚を食べる時に骨をホイルに置いておくと食事が終わった後、処理しやすいです。

たまにサツマイモや栗を焼いて食べる時にも役に立ちます。

ところで、アルミホイルは片面だけが光沢を帯びて光っています。なのでどちらに食べ物を置くのがいいか悩みます。光沢のない面に食べ物を置かなければならないと強く主張する人もいます。

アルミホイルは、なぜ片面*だけに光沢があるのでしょうか？

前後を区分するため？
上の主張のように、食べ物を置く位置を知らせるため？
アルミホイルに包んで料理を作る時、よく焼けるようにするため？

* 一時、光沢のない面に鉛がコーティングされているという都市伝説が出回ったことがあります。

全て正解とは程遠いです。

アルミホイルの片面に光沢があるのは製造方法のためです。加熱されたアルミ板を希望する厚さになるまでロールの間を通してアルミホイルを作ります。
Foilとは薄い葉や紙を意味します。

紙のように薄くなるまで圧延してアルミホイルを作るのですが、圧延機の限界以上に薄くするために最後の段階でアルミホイルを2枚重ね作業に入ります。この時、アルミホイル同士が接する面は光沢がなく圧延機に押された面は光沢が出ます。

光沢は押された跡と同じなのです。

だからアルミホイルのどちらの面に食べ物を置いても何の違いもありません。

余談ですが、1990年、韓国初のプロデューサーグループ「015B」のメンバー、チャン・ホイルがリリース時代、名前得をしました。ファンからクッキングホイルをたくさんもらったからです。