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  • Q.
    昨年デビューしたガールグループSTAYCについて紹介してください
  • A.
    昨年デビューしたガールグループの STAYCについて紹介してください。

    2月末になって初めてデビュー100日を迎える新生ガールグループです。
    シングルアルバム『Star to a Young Culture』に収録された「So Bad」と「loke This」のたった2曲を発表しただけです。

    それにもかかわらず、アメリカの時事週刊誌『TIME』はSTAYCを注目すべきK-POPグループのリストに載せました。
    『TIME』はその理由を作曲家チームのブラック・アイド・ピルスンがランチングした最初のガールグループという点から見つけました。最初だから渾身の力を込めて育てるのではないか、だからこれから数多くのヒット曲を発表するだろうというのが『TIME』の分析です。

    ブラック・アイド・ピルスンは、2017年6月にHIGH-UPエンターテインメント(以下、HIGH-UP)*を設立し、カカオMを通じてオーディションを行い所属歌手の音源も発売しています。

    • ブラック・アイド・ピルスン、左ラド、右チェ・ギュソン



    * 設立当時はCJ E&Mと合弁しましたが、CJの持ち分51%をすべて買入れて独自の道を歩いています。

    所属歌手と言ってもSTAYCの他にシンガーソングライターデュオ415(チョ・ヒョンスン、チャン・インテ)がいるだけです。

    1984年、同い年のラド(ソン・ジュヨン)とチェ・ギュソンが集まった作曲家チームのブラック・アイド・ピルスンは『TIME』が注目するほど多くのヒット曲を作ってきました。2015年以降に作った曲を見ると、miss A、TWICE、AOA、Apink、SISTAR、宇宙少女、Davichi、ヒョリンなどのガールグループや女性歌手が歌った曲がほとんどです。

    日本のシンガーソングライター、RUANN(大山琉杏)のシングルアルバム『Beep Beep』に収録された「Beep Beep」もブラック・アイド・ピルスンの曲です。TWICEの「CHEER UP」などのヒット3部作を生み出した底力を発揮すればSTAYCをトップスターにするのも難しくないと思います。

    • 下段の左から時計回りにセウン、シウン、ユン、スミン、アイサ、ジェイ



    グループ名のSTAYC**は「Star To a Young Culture」の略。1stシングルアルバムの名前と同じですが、若い文化を導くスターになるという抱負がグループの名前に込められています。

    **ファンが呼ぶ愛称にはチャンテイシ(짱테이씨、ライブの実力と容姿が「最高」という意味)とスクテイプシ(숙대입시、グループ名と似ている点のため)があります。

    英米圏にはStacyという名前がよくある方ですがSTAYCが名を馳せるように頑張って応援するでしょう。

    ちなみにSTAYCに決定する前に候補となったチーム名は東洋の少女たち(동양의 소녀들)、お気に入り(즐겨찾기)、奥歯(어금니)などがあったそうです。奥歯はK-POPを噛みしめて食べるという大きな欲望を込めて真剣に検討したようです。

    STAYCのファンクラブ名はSWITHです。昨年12月31日に名前が公開されましたが「STAYCのそばにずっといる、いつも一緒にいる人、STAYCだけを見つめる甘くて愛らしいファン」という意味を持っています。

    『TIME』が注目したようにSTAYCはデビューしてすぐファンの注目を集め始めました。
    ブラック・アイド・ピルスンが3年間選び抜いたおかげで、メンバー6人全員がきれいで愛らしいです。

    容姿だけでなくライブの実力も優れステージで披露するパフォーマンスも新人らしくなく多彩で魅力的です。早くも「中小企画会社の奇跡」という言葉が出回っていますが、Big HitのBTSが成し遂げた業績をSTAYCが再現できるのか関心を持たざるを得ないです。

    メンバー紹介

    スミン(ペ・スミン、2001.03.13):リーダー、ラッパー。 オブジェは水。『K-POP STAR』オーディションに参加したことがあり、PLAN Aエンターテインメントで練習生をしていた時代、ホ・ガクのミュージックビデオとVICTONのリアリティーショーに出演したことがあります。これといった歌手や芸能人になるつもりはなかったそうですが、PLAN Aエンターテインメントのスタッフが写真を見て浦港(ポハン)まで来てキャスティングをしたため、Ziaの「お酒一杯やろうよ」を歌って入社しました。典型的なウサギ顔で表情がない時は冷たく見えますが笑う時は可愛くなるギャップの魅力の持ち主です。朝起きると「シム・ジユン!」と叫んでまた寝ることを繰り返す癖があるそうです。

    シウン(パク・シウン、2001.08.01):メインボーカル。オブジェは岩石。fantagioで練習生生活を始めた後、ナースクリエイティブ(現在のFe エンターテイメント)、JYPを経てHIGH-UPエンターテインメントに移籍しました。ナースクリエイティブにいた当時女優としてデビューし映画『今日の恋愛』や『ゴールデンスランバー』、『六龍が飛ぶ(SBS)』などかなりのドラマに出演しました。2019年に放送されたSBSドラマ『17歳の条件』では主演を務めました。父親の歌手パク・ナムジョンにそっくりです。メインボーカルを務めるほど実力が優れている上、女優としての地位をすでに固めているため、当分チームの看板の役割を担うものとみられます。9歳から放送に出演したせいか、初放送を終えて泣くセウンの隣で平然とお弁当を食べる写真が撮られたりもしました。

    アイサ(イ・チェヨン、2002.01.23):リードボーカル。オブジェは影。釜山(プサン)の学院でトレーニングを受けオーディションに合格し2018年、HIGH-UPに練習生として入社しました。食事のメニューを決めたり悩みを相談してメンバーみんなのコンディションを整えるお母さん役を担当しています。普段から尽くすのが好きで面倒を見るのが身についたそうです。猫顔で笑う時はハムスターに変わります。高校の同窓生が応援のコメントとともに美貌の過去写真も掲載し各種コミュニティでは歓呼の声を上げました。「生まれ変わったらオーストリアで生まれたい」と話したことがあります。

    セウン(ユン・セウン、2003.06.14):サブボーカル。オブジェは光。子役俳優出身で、PLAN Aエンターテインメントの練習生出身で、Weeklyデビュー組のメンバーと一緒に練習をしたことがあります。オーディションでペク・イェリンの「As I am」にITZYの「DALLA DALLA」を踊りました。チーム内ではかわいい子です。4次元の性格でメンバーたちにいたずらをするのが好きです。かつては客室乗務員になりたがっていたことがあったそうですが、死ぬ前にペク・ジョンウォンが作ってくれたキムチチゲが食べたいという願いを語りました。ステージに上がる前に水を飲む習慣があります。

    ユン(シム・ジャユン、2004.04.14):リードボーカル。オブジェは金属。光州(クァンジュ)のあるミュージックアカデミーでトレーニングを受けていましたが、学院と企画会社の連携オーディションを通じてHIGH-UPに入社しました。塾に通っていた時、美貌といい性格、一所懸命にする姿で受講生の人気を一身に受けたそうです。チーム内のムードメーカーで、ユンが話すとメンバーたちが笑います。くっきりした顔立ちとステージでの自然な表情演技で、メンバーの中でもビジュアルが優れていると言われます。ファンたちは「ユン」を検索すると、たくさんのものが出てくるので、本名の「ジャユン」に変えてほしいと要求しています。暑がりなのでいつも半袖姿です。座右の銘は「今日歩かなければ、明日は走らなければならない」

    ジェイ(チャン・イェウン、2004.12.09):サブボーカル、ラッパー。オブジェは風。大田(テジョン)で塾に通っていましたがTWICEの歌でオーディションに合格してHIGH-UPに入社しました。低く太いハスキーボイスで中低音パートで強みを見せます。少女時代のユナに似ていると言われます。「アイドル歌手にならなかったら飼育士になったはず」と話すほど動物が好きです。かわいい子犬マルチーズにも似ています。ファンサイン会で「マルチーズ以外に似た動物は?」という質問に「鹿」と答えました。ファンから「清純な鹿顔」という評価もよく受けます。おかっぱが似合い、まだ幼い年にもかかわらず雰囲気が優雅だとも言われます。