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カカオペイは成功するのか…韓国のモバイル決済市場での必要性がポイント

    代表的な電子決済システムであるイーベイのペイパルとアリババのアリペイが国内市場への進出に目をつけている中で、カカオトークが運営するカカオペイ(KakaoPay)の登場が、国内のモバイル決済市場にどのような変化を与えるのかが注目されている。

    カカオペイは、自分のカード情報と携帯電話認証を最初の1回だけ登録すると、6~12桁の暗証番号を入力するだけで決済が可能なサービスだ。これまで、クレジットカード決済情報とパスワード、公認認証書のパスワードなどを入力しなければならなかった、面倒な決済プロセスが大幅に縮小され、カカオアプリ内で実行されるため、別途アプリのインストールが必要ないという点で肯定的な支持を得ている。

    カカオペイ側は、個人情報流出の懸念に対しても「顧客のカード情報を自主的に保管するペイパルやアリペイとは異なり、カード番号16桁をそれぞれ8桁ずつLG CNSサーバとユーザーの携帯電話に分けて保存し、決済時にのみ結合して、すぐに解除する方式でセキュリティ性を強化した」と説明した。

    しかし、先立って新規モバイル決済システムの必要性を感じさせた中国の消費者は、インターネット決済時のクレジットカードの使用率が非常に低い。また、中国の大型ショッピングサイト、タオバオ(Taobao.com)を運営するアリババ側がモバイル決済サービスを必要とするほどには、韓国消費者は既存のモバイル決済サービスを代替するシステムをあまり必要としないという点で、カカオペイが実験的な登場で幕を閉じる懸念もある。
  • シークニュース_イム・ソヨン記者 | 入力 2014-10-13 10:52:23