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GSリテールのユン・イルジュン代表、どのような状況でも希望・自尊感情失ってはいけない

毎経CEO特講 

    「熱情といのは、果たせなければ、死ぬ決心を意味します。社会でも学校でも成功するための素晴らしい言葉は多いが、熱い熱情があってこそ、そのすべてのことが可能です」

    GSリテールコンビニエンスストア(CVS)事業部のユン・イルジュン代表は、最近、西江(ソガン)大学で行われた毎経CEO特講で、学生に「熱い情熱」を強調した。

    彼は1979年にLG商事の前進であるバンド商事に入社し34年10か月同じ会社に勤務している。彼が働いている会社は、LG商事に、GSリテールに名前を変えたが、彼は変わらずに位置を守っている。これに対して彼は「山でいい木は家を建てたり、船を作るために全て持って行かれるが、私は醜い木なので残っている」と、謙遜の美徳を見せた。

    ユン代表は学生たちに情熱を強調するため、時計の名将であるチェ・チャンモク氏の話を例に挙げた。彼は「14歳から時計を修理する技術を学んできたチェ氏が5年にしてマドリードで開かれた、時計修理技能大会で金メダルを取ることができたのは『これがダメなら死ぬ』という心持ちのおかげだった」とし、「私達に必要なのは李舜臣将軍の『死なんとすれば生き、生きようとすれば死ぬ(生則必死、死則必生)』」だと述べた。

    彼が情熱の次に重要だと考えているものは疎通だった。彼は最近訪韓したフランシスコ教皇の言葉を借りて、「言葉が通じなくとも、目を見て手を握って話すことが重要だ」と述べた。彼は疎通について説明しながら、「会社生活を長くしているため、面接をする機会が多いが、自己紹介書だけを見ても真似て作成したのかそうでないのかを知ることができる」と、「どうせなら、自分の経験を書き面接官と疎通する人を選びたい」と説明した。

    ユン代表が就職と関連した話を始めると、4年生と就職準備生は目と耳を彼にもっと注目させ始めた。そうすると彼の主題は『自尊心』に移った。

    彼は「あちこち面接を見て歩いてみると、学生達が自尊感を失う可能性が高い」とし、「どんな状況でも希望を失わずに自尊感を持て」と呼びかけた。彼は最後に「暑いがビールを飲む考えがある人はビールでも1杯飲みに行こう」という言葉と共に講義を終えた。彼についていく学生達の足取りは彼から一言でももっと聞こうとする情熱でいっぱいだった。
  • 毎日経済_チョ・ソンホ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-10-22 17:13:35