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[FOCUS] 韓国会社員の70%が上司からストレス…私も『未生』です
毎日経済・韓国リサーチの調査
- 「ぼくの同期生は、なんでみんなこうなの?」。最近、テレビの人気ドラマ『ミセン(未生)』の主人公チャン・グレが、入社同期が上司に振り回されるすがたを見てもらした愚痴だ。実際に、ドラマの中では事あるごとに難癖をつけて自分の仕事を押し付けることはおろか、後輩の苦労を横取りする上司まで、様々なタイプの上司が出てくる。といって、主人公が痛快な復讐をできるわけでもない。経験や人脈・業務能力の面で、上司が先を行くのは確かだからだ。
< 会社員のストレス要因は *複数回答可 >
現実もドラマと違うところはなかった。毎日経済新聞と韓国リサーチが全国の成人会社員500人を対象に実施したインターネット・アンケート調査の結果、回答者の70.5%が上司との関係のためにストレスを受けていると答えた。
20代の会社員の74.4%が上司との関係を最も大きなストレス要因に挙げており、30代(69%)と40代(74.6%)も上司によるストレスが最も大きいと答えた。
一方、会社員らは上司の業務能力については認めていた。回答者の42.3%は、上司の業務能力は「非常に優れていたり、卓越している」と評価した。同僚(37.6%)や部下(24.9%)が優れていると回答したことに比べると高い数値だ。
一言で言えば、気まずいことも多いが学ぶことも多い職場の同僚が上司だというわけだ。
それでは上司の気持ちはどうだろうか?職場の上司も部下のためにストレスを受けることが分かった。回答者の半分に近い47.0%が、「部下との関係でストレスを受ける」と答えた。
職場生活を苦しませるもう一つの要因は、頻繁な夜勤と申請するたびに顔色を見なければならない休暇だ。調査の結果、わが国の会社員の53.3%は週に一日以上、夜勤することが分かった。前年の休暇の使用日数を問う質問には、アンケート回答者500人のうち120人(24.0%)が「半分程度使用した」と答え、112人(22.4%)は「ほとんど使用していない」、35人(7.0%)は、 「全く使用していない」と答えた。 - 毎日経済_キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-11-21 15:48:40