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[FOCUS] 韓国の会社員、ストレス1位は?世代別で違う

20代-上司との関係、50代-成果の評価圧迫…会社員の半数が離職意向があり 

    • < 今の職場に満足しているかの調査 >

    (今年の始め、化学会社に入社した新入社員のイ某氏(29)は、「私達の会社は、上下間の位階秩序が厳格な方で、上司と対話する時はいつも緊張することになる」とし、「残った会社生活の間ずっとこのように緊張して生きなければならないのか心配」と打ち明けた。

    職場内のストレス要因を問う質問(複数回答)で「上司のせいでストレスを受ける」と答えた回答者は500人中352人(70.5%)に達した。50代を除く全年齢帯が上司との関係が職場内の最も大きなストレス要因と答えた。

    特に、「現職場に満足していない」と答えた回答者のうち、82.2%が職場の上司をストレス要因に挙げた。一方、「現在の職場に満足する」と答えた回答者は65.8%のみ、上司との関係を不便に感じた。職場の上司との関係が職場の満足度とも関連があることを見せる数値だ。

    世代によってストレス要因にも差があった。20代の会社員の68.5%と30代の会社員の67.5%が「過度な業務量」を上司との関係に続く2番目のストレス要因に挙げた。一方、50代は「成果評価に伴うストレスを受ける」と答えた割合が64.1%で最も高かった。

    職種別の差も大きかった。生産・昨日・労務職従事者79%、販売・営業・サービス職従事者75.3%が上司との関係でストレスを受けると答えた反面、専門・技術職ではその割合が69.4%に低下した。

    ソウル聖母病院精神健康医学のチェ・ジョンホ教授は、「全ての人間関係をあまりにもよく維持しようと気を遣うと、かえってストレスが大きくなる」とし、「時々、自分の行動を振り返って他人にどのように見えたかをチェックし、誤った点を直す程度で十分だ」と述べた。

    ストレス解消法は、29.5%が「友達や同僚との対話」を、27%が「運動などの身体的活動」を挙げており、「特別な方法がない」という回答も16.8%に達した。

    自身が通う職場の業務の効率については、回答者の37.7%が「低い」という評価を下した。業務の効率性が低い理由を問う質問(複数回答)に39.4%が「不合理な業務分掌」を挙げ、「複雑な報告および文書作業」(21.2%)、「上司の突然の業務指示」(17.1%)なども業務の効率性を落とす要因に挙げられた。

    また、会社員達は、会社内で本人の業務能力が最も優れていると信じるという事実も明らかにした。上司や同僚、部下、回答者本人の業務能力について「卓越している」と評価した割合は、本人が47.9%で、その次が上司(42.3%)、同僚(37.6%)、部下(24.9%)の順で現れた。

    「離職意向がある」と答えた会社員も45.7%に達した。特に、20・30代の会社員は、半分以上が離職の意向があると答えた。離職意向者のうち、実際に離職を準備する割合も46.1%に達した。
  • 毎日経済_キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-11-21 15:53:35