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アリラン3A号の発射準備は順調…「明日の午前予定通り打ち上げ」

    未来創造科学部と韓国航空宇宙研究院(院長:チョ・グァンレ)は多目的実用衛星3A号(アリラン3A号)の発射準備は順調に進んでおり、26日午前7時08分、予定通り発射されると25日明らかにした。

    ロシア・ヤースヌイ(Yasny)の発射場に派遣された発射管理団(団長:パク・ジェムン未来部研究開発政策室長)は、この日の点検会議で航空宇宙研究院の技術者から発射準備の最終状況と現地の気象条件などの報告を受け、総合的に点検した結果、打ち上げに異常はないという結論を下したと明らかにした。

    航空宇宙研究院アリラン3A号事業団のチェ・ソクウォン団長は「アリラン3A号は発射準備を事実上、終えた」とし、「26日未明の予定された時刻に、正常に発射されるだろう」と述べた。

    モスクワから南東1800キロにある、アリラン3A号が発射されるヤースヌイ発射場はこの日、概して曇っており、秒速9メートルの風が吹いている。発射には支障がない状況だ。航空宇宙研究院と韓国航空宇宙産業(KAI)、Asia Pacific宇宙航空の関係者たちはこの日の午前9時から、発射組立試験棟(Assembly and test building)に一時的に設置された任務コントロールセンター(Mission Control Center)にて、6時間の発射リハーサルに入った。

    アリラン3A号は、21日、ヤースヌイの発射組立試験棟から30キロ離れた地下発射台(サイロ)に移され発射を待っている。発射6時間前の26日午前1時から発射準備態勢が始まり、発射5分前の午前7時03分頃に発射するかどうかが最終的に決定される。

    アリラン3A号には、解像度55センチメートル級の電子光学カメラと一緒に、韓国の衛星としては初めて解像度5.5メートル級の赤外線(IR)観測センサーが装着された。縦、横それぞれ55センチメートルである物体を点として認識、成人一人を認識することのできるレベルだ。赤外線センサは、地上の物体から出る微細な熱を感知することで、夜でも観測が可能だ。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-03-25 16:32:55