LOW CLASSICイ・ミョンシンデザイナーが共有する2015 FWコレクション

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LOW CLASSICイ・ミョンシンデザイナーが共有する2015 FWコレクション

「ハイファッションブランドのように、具体的なブランド基準やターゲットを打ち立てない」LOW CLASSICイ・ミョンシンデザイナーの言葉だ。

「自分からどんな雰囲気を楽しみ、他人にどんな姿に見られたいのか、個人の趣向についての悩みをしっかりとする。良い感性と趣向があれば共有し、推薦しようとする」というのが彼女がLOW CLASSICを率いる方式だ。

このように極めて個人的なデザイナーの話と趣向がブランド感性を作り出しながら、LOW CLASSICは刻々と変化するトレンド中心の1020世代はもちろん、ある程度自分だけのスタイル基準を持つ30代にも魅力的に近寄っている様子だ。
▶2015 FWコレクションにこめた趣向？「シンプルでラフな70年代ビンテージ」
イ・ミョンシンデザイナーの個人的であるが、大衆の共感を呼び起こす趣向は今回の2015FWコレクションにも反映された。

「断片的な例をあげれば、冬にコートの中に厚めのニット類を着るのは好きではない。室内に入ったときに息苦しい感じが嫌で、半そでに足首まであるロングコートでがっちり固めて出歩くことが好きだが、今シーズンには半そでを活用した冬のアイテムやロングコートスタイルを大挙打ち出した」というのが彼女の説明だ。

この他にもハンドメイド素材を活用したクラシックなアイテム、冬山の風景からインスピレーションを受けたプリントをラフでありながらシンプルなシルエットの上に着せた衣装など70年代ビンテージをウィットのあるカラーと素材で解いたショーを見ることができた。

▶ショッピングのノウハウ？「感受性を刺激するアイテムに注目」
自身の好みを大衆化させることに成功した彼女のショッピングノウハウをこっそり聞くと、「今シーズン前に世界のいくつかのデザイナーが出した衣装コンセプトはビンテージ」だとし、必ずや古くなった衣装ではなくてもビンテージな雰囲気を演出することが出来るアイテムがショッピングの必需品であると伝えた。

「ビンテージはいつでもデザイナーから愛されるテーマのひとつではあるが、6070年代の独特な雰囲気はとくに今シーズン際立って見えるトレンドだ。LOW CLASSICでは既存の感性を忘れずに、70年代の感受性を刺激するだけのカラーを呼び集めた」というのが彼女の説明。

これに今シーズンのLOW CLASSICステージでもゴールド、バーガンディ、キャメル、オートミール、グリーンなど高級でありながらも70年代を思い出させるカラーがカラーブロックされたことを垣間見ることが出来た。

つまりシルエット上は過度に復古的な衣装を探すことに神経を使うよりも、ブラックよりもバーガンディ、濃いグリーンカラーに集中し、鮮やかな色彩の素材よりも色あせたような素材を選んで豊富ながらも余裕のある雰囲気を作ることを推薦した。
▶服を着こなす方法？「カラー、素材、シルエット3つのバランス」
「カラー、素材、シルエットすべての基準でバランスが合っているかがもっとも重要」だというのがイ・ミョンシンデザイナーの考える服を着こなす方法であり、LOW CLASSICに込めようとする部分。カラー感が豊かであればシルエットが最小化されてこそ、実際に着用したときに美しさとラフさが同時に感じられるということだ。

加えて、今シーズンのポイントとなるアクセサリーとしてイ・ミョンシンデザイナーはイヤリングとヘアピースを挙げた。厚くなめらかな冬素材が過度に重みを与えることがあるため、光沢感がある金属材質のゴールドカラーのイヤリングを加えれば洗練されたスタイルを感性させることが出来る」と助言した。

この他にも今シーズンのLOW CLASSICショーで見ることができたヘアピースもやはりミニマルな感性のピリオドの役割をこなした。耳打ちするとしたら、彼女が最近もっとも楽しんでいる演出法はズボンの中にブーツを入れて履くことだという。

ファッションウィークという大きな宿題を無事に終えたイ・ミョンシンデザイナーは「仕事を整理した後、ヨーロッパ旅行に行く予定。コレクションの余韻や心残りを整理してまた違う成長のための時間を持つ」と伝えてた。次のシーズンに彼女が共有するまた別の感性が今から期待される。
シックニュース　イム・ソヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-03-26 08:33:30

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