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大韓民国の上位1%が住んでいる富村…東部二村洞

江北から江南までの代表的な富村10カ所…5. 東部二村洞 

    5. 東部二村洞

    江北の富村のほとんどが大規模住宅と高級マンションで構成されているのとは違い、東部二村洞(トンブイチョンドン)はアパートで造成された富村だ。東部二村洞の最古参格の漢江マンションは、1970年の入居当時「贅沢を助長する」という非難を受けるほど高価なアパートだった。

    漢江沿いの砂浜に過ぎなかったここは、1967年、当時のソウル市長だった金玄玉(キム・ヒョンオク)市長が開発し、アパート村に変身した。以降、狎鴎亭洞(アックジョンドン)が誕生する前まで、アパート富村として君臨した。

    漢江マンション以降、活気を失っていた東部二村洞は、2003年にGS漢江ジャイアパートの分譲が開始され、再び富村としての名声を取り戻した。GS漢江ジャイアパートには、GSグループの許昌秀(ホ・チャンス)会長と新韓金融の申相勲(シン・サンフン)前社長などが居住した。

    目立つ財界の総帥や政治家は住んでいないが、東部二村洞がまだ富村としての名前を得ているのは、まさに、ここに財界や金融圏の役職員が多数居住しているためだ。近くの警備会社の関係者は「平日の朝に出入りする運転手だけでも、少なくとも100人は超えるだろう」と耳打ちした。

    東部二村洞のもう一つの特徴は、日本人居住者が多いということだ。ここ一帯の商店街を見ると、居酒屋からラーメン店が並ぶが、一部では「リトル東京」と呼ばれたりもする。

    <続く> 6. 江南区の清潭洞(チョンダムドン)
  • 毎日経済Luxmen第54号(2015年03月)ソ・ジョンヨル、パク・ジフン記者 / 写真=毎経DB | (C) mk.co.kr | 入力 2015-04-28 15:58:05