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「米国大使襲撃」キム・ギジョン被告が2審で懲役17年の求刑

  • 検察がマーク・リッパート駐韓米国大使を凶器で襲撃したキム・ギジョン被告(56)に、2審で懲役17年と資格停止5年を求刑した。

    ソウル高等法院(高等裁判所)刑事5部(ユン・ジュン部長判事)の審理で開かれたキム被告の控訴審結審公判で検察は17日、1審が無罪​​と判断した国家保安法違反の疑いまで有罪と認めてほしいとし、このように求刑した。

    リッパート大使に対する殺人未遂と国家保安法違反の疑いで懲役15年を定め、拘置所収監中で刑務官に暴行した疑いで懲役2年を加えた。検察は「キム被告の行動と犯行後の行跡を総合して見れば、北韓(北朝鮮)の主義、主張に同調して犯行したものと見るべきだ」とし、「北韓同調行為と見るには難しいという1審の判断は容易には納得し難い」と話した。続いて「キム被告はリッパート大使に対する犯行が偶発的だったと主張しているが、凶器を事前に準備した点などを見ると、意図的犯行に見え、いまだ犯行を悔やんでいない」と付け加えた。

    キム被告側の弁護人は「殺人の未必的故意はなかった」とし、「キム被告が潜在的てんかん者である点などを考慮してほしい」と弁論した。

    キム被告は昨年、リッパート大使を襲撃して怪我を負わせた疑い(殺人未遂)で、1審で懲役12年を宣告され、以来、拘置所の刑務官を暴行した疑いなどで別途事件が追加起訴され、懲役1年6カ月を追加で宣告された。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-05-17 13:26:35