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韓国首相・国防部長官がサード配置地星州を訪問…住民ら卵投げつけ反発

    サード(THAAD / 高高度ミサイル防衛システム)配置と関連し、住民説明会に出席した黄教安(ファン・ギョアン)首相とハン・ミング国防部長官が星州(ソンジュ)郡民の激しい反発を受けた。

    黄教安首相とハン・ミング国防部長官は15日、サード配置と関連した住民説明会に出席するために星州郡庁を訪れた。この日、庁舎前の駐車場などには「サード配置絶対反対」を主張する住民約3000人が集まっていた。

    黄首相はこの日、「サードの配置を事前に申し上げられず、恐縮している。北韓(北朝鮮)が連日のように核挑発をする危険な状況が続き、備えざるを得なかった」とし、「政府は、住民が何の心配もなく、生業に従事できるように最善を尽くす」と明らかにした。

    黄首相はまた、「昨日、国防科学研究所でサードレーダーと似たようなグリーンパインレーダーについての電磁波強度検査の結果が出て、私たちの人体に保護基準よりはるかに低い影響を与えるという評価が出た」とし、「気になることがあれば、訊ねていただき、私たちの意見を聞いていただき、そして判断をしてくださることをもう一度星州郡民の皆さんにお願いする」と伝えた。続いてハン長官も「皆さんが心配されるサードの電磁波が、住民の健康に全く有害でないことを科学的に証明する」と強調した。

    これに星州の住民は、卵と塩、水のボトルを投げて激しく反発し、キム・ヒャンゴン星州郡守は、「政府は私たち星州郡民を捨てるのか。なぜ一方的に犠牲だけを強調するのか」と声を上げたりもした。

    この日、黄首相は住民の反発が激しくなると演説を中断して、群庁舎内に避難したりもした。
  • 毎日経済デジタルニュース局 イ・ミンジインターン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-07-15 14:35:33