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[筆洞情談] 次はリオパラリンピック
- 身体や感覚に障害を持っている選手たちが繰り広げる五輪競技をパラリンピック（Paralympic）と呼ぶ。五輪を終えた後、同じ場所で行われるが、1964年の東京第2回大会からパラリンピックという名称を使った。
下半身麻痺を意味するパラプレジア（paraplegia）とオリンピック（Olympic）の合成語で、両足が麻痺した脊髄障害たちの競技から開始された。並んでを意味するギリシャ語の前置詞パラとオリンピックを結合して、「オリンピックと並んで開かれる」という意味もある。
イギリス国立脊髄障害センターの所長であるルートヴィヒ・グットマン（Ludwig Guttman）博士が、第二次世界大戦の傷痍勇士らの両足の麻痺者を集め、1948年にストーク・マンデヴィルで競技を開始したが、1952年にオランダチームが一緒にして国際大会に変わった。
五輪のように、アーチェリー、陸上、自転車、馬術、ボート、セーリング、射撃、競泳などの22種目で競う。サッカーは、視覚障害者と脳性麻痺の2つに分かれ、バスケットボールやテニス、ラグビーは、車椅子に乗って進行する。ボッチャとゴールボールという五輪にはなくパラリンピックだけにある身体障害者のための種目もある。
22日間のリオ五輪の熱が引いた翌日、2016リオパラリンピックに参加する大韓民国障害者選手団1陣が出発した。9月7日から18日まで開かれるリオパラリンピックには、合計177カ国から参加するが、韓国は11種目に139人の選手と役員が行く。
一般人の関心と企業の後援が多い五輪選手団とは異なり、障害者選手団には排他感と冷遇が激しい。今回のリオパラリンピック代表チームを公式後援した企業は、わずか3社にとどまった。大企業のSオイル、中小企業の韓国青果とアリバイオ（aribio）などだ。機能水製造業者アリバイオは2014年の仁川障害者アジア競技大会の時、選手たちに飲む水を提供しながら結んだ縁で、チョン・ジェジュン会長が今回は最初から選手団長を務め、前面に出て支援する。
パラリンピック創始者であるグットマン博士は、両足が麻痺した人に競技を通じて手を取り合うようにするために、大会を作ったと話した。スポーツを通じて限界を飛び越え、人間の勝利を見せた五輪選手のように、パラリンピックも身体障害者だけでなく、健常者にも勇気と感動を与える舞台になることを待っている。 - 毎日経済 ユン・ギョンホ論説委員 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-08-27 09:45:39
