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「性犯罪教授」10人のうち4人が今でも教壇の上に

    セクハラや強制わいせつなどの性犯罪を犯して懲戒を受けた大学教授10人のうち4人が、現在も大学の教壇に立っていることが分かった。最近3年間でソウル大学の教授4人が性犯罪で懲戒を受けて講壇から退出し、「性犯罪最多の大学」という不名誉を抱くことになった。

    教育部の資料によると、最近3年間(2013年~2016年6月)で全国144大学のうち、ソウル大学などの38校、47人の大学教授が性犯罪で懲戒を受けた。このうちの半分ほど(51%)の24人だけが解任や罷免を受けて講壇から退出させられ、20人(43%)はいまだに大学に在職している。3人は辞表が受理された依願免職に該当する。

    性犯罪事案の程度に応じて、懲戒は、けん責、減給、停職、解任、罷免などに分けられる。重い懲戒である罷免や解任処分の場合、自動的に講壇から退出させられるが、軽い懲戒であるけん責処分や減給処分を受けたり、重い懲戒でも停職処分を受ける場合は、再び教壇に立つことに問題がない。

    軽い懲戒であるけん責や減給処分を受けた6人の教授のうち1人だけが辞職し、残りの5人は全員在職している。重い懲戒である停職を受けた16人の教授のうち2人だけが依願免職し、残りの14人は全員在職している。

    最近3年間で大学教授が性犯罪で最も多く懲戒を受けた大学は、ソウル大学(4人)だ。光州(クァンジュ)教育大学、龍仁(ヨンイン)大学、蔚山(ウルサン)大学、済州大学、草堂(チョダン)大学、忠北(チュンボク)大学では、それぞれ2人の大学教授が懲戒を受けた。
  • 毎日経済 カン・ボンジン記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr | 入力 2016-09-20 14:05:27