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韓国最高級アパート「ギャラリア・フォレット(Galleria Fret)」鑑定価格50億ウォン

フランス語・ドイツ語などの外来語から神話の主人公まで合成し差別化 

    ギャラリア・フォレット(Galleria Fret)・アペルバウム(APELBAUM)・ピエンポルス(PIE'N POLUS)など数十億を軽く越える国内最高級住宅のブランドネームは、馴染みがあるというよりは見慣れない名前が多い。

    国内最高級住宅の入居者のほとんどは専門職の高所得層や大企業役員・有名芸能人だ。このため、建設会社は最高級住宅に彼らだけの価値を代弁できる特別な「ブランド名」をつけた。

    最近、鑑定価格50億ウォンを記録した国内最高級アパート「ギャラリア・フォレット(Galleria Foret)」は、「ギャラリー(美術館)」の意味とフランス語で森を意味する「フォレット(Foret)」の合成語だ。このような名前にふさわしくギャラリア・フォレット1階の商店街には「アトリエ・アキ」という実際のギャラリーが運営されており、地下特別展示館では日本でも大きな人気を享受した体験型アート展「光の庭園」が開催されたりもした。

    とくにこのアパートは、ソウルのセントラルパークと呼ばれる「ソウルの森」とアパートのロビーがすぐに繋がるなど、位置上でもソウルの森ととても近く、ブランド名にもその意味を込めた。ギャラリア・フォレット近隣の不動産屋によると、「ギャラリア・フォレット入居住民の間でも芸術品ならびに文化に関心が高い人が多い」とじ、「高い社会的地位ほどに芸術や文化に深い関心をもっている入居住民が多く、入居住民どうしで文化芸術を支援するコミュニティもある」と語った。

    高級タウンハウスで有名な「アペルバウム」は、ドイツ語で最高のユートピアを意味する「アペル(APEL・Apel Elysium)」と自然を意味する「バウム(Baum)」の合成語で、「自然親和的な最高のユートピア」という意味を名前に込めた。アペルバウムは方背・盤浦・論峴など都心以外にも、板橋・龍仁・東栢など自然親和的な環境を誇る立地に供給中だ。

    江南区清譚洞に位置したラグジュアリー・オフィステル「ピエンポルス」は、「聖なる天国」という意味だ。清譚洞・論峴洞・大峙洞など江南圏の代表的な高級ヴィラである「尚地リッツヴィル(RITZVIL)」は、「貴族的な」という意味の「リッツ(RITZ)」と邸宅を意味する「ヴィラ(VILLA)」の合成語で成された。

    現代建設の代表的な高級アパートブランド「ハイペリオン(Hyperion)」はギリシャ神話に出る太陽神を意味する言葉で、ギリシャ語で「高い所に達する者」または「高い所にいる者」という意味だ。

    アパートのイメージのためブランド名を変えるアパートもある。

    麻浦区合井駅近隣に位置した「メセナポリス(MECENAT POLIS)」は、去る2008年に「西橋ジャイ・ウェストバレー(Xi WEST VALLEY)」という名前で分譲されたが、主なターゲットである上流層のためブランド名を一般アパートと差別化させた。メセナポリスは文化・芸術などを支援する企業活動を意味する「メセナ」とギリシャ古代国家を意味する「ポリス」の合成語だ。

    江南区論峴洞キョンボクアパートを再建築した大林産業の「アクロヒルズ(ACROHILLS)論峴」も、これまでの「論峴キョンボクeピョナンセサン」というアパート名から変更されたものだ。アクロ(ACRO)は大林産業の高級住居施設に使用するブランド名で、「最も高い・広い」という意味をもっている。
  • 毎経ドットコム_イ・ミヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-05-30 08:45:17