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LG電子、中国TCLにLTE特許訴訟で勝訴

独マンハイム地裁判決 

  • LG電子は中国の家電企業TCLを相手に提起した特許侵害禁止訴訟で勝訴した。特に今回の勝訴はLG電子無線事業本部の売却関連の議論が行われている状況のなかで、LG電子の独歩的な標準特許が認められた成果という点で注目される。

    9日のLG電子によると独マンハイム地方裁判所は2日(現地時間)、LG電子が一昨年11月にTCLを相手に提起した「LTE標準特許」侵害禁止訴訟で、LG電子勝訴の判決を下した。

    今回の訴訟は、TCLが販売しているフィーチャーフォンとスマートフォンに採用したいくつかの技術が、LG電子のLTE標準特許を侵害したというのが核心だ。

    標準特許とは、関連製品の特定機能を実現するために必ず利用することになる必須の技術特許をいう。 LG電子は今後、TCLがLGのLTE通信標準特許を利用した携帯電話をドイツで販売できないようにする予定だ。今回の結果は、LG電子が提起した3件の特許侵害禁止訴訟のうち1件のもので、2件の裁判は3月と5月に行われる。

    特にスマートフォンメーカーが標準特許を保有すると、スマートフォンの製造に必要なライセンスコストを削減できるという点で、LG電子無線事業本部の売却に関連する議論にも利点として作用するかもしれない。

    チョ・ヒジェLG電子特許センター長(常務)は、「特許は不断の技術革新の成果であり、次世代の事業競争力の源」だとし、「自社特許の価値に相当する対価なしに無断使用することに対しては、継続して厳正に対処する」と強調した。

    ドイツ特許調査機関のアイピーリティクス(IPlytics)によると、今年2月末の時点でLG電子は3700件あまりの5G標準特許を保有し、世界3位を占めた。
  • 毎日経済 | ホン・ソンヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2021-03-09 17:29:21