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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    メタボス:메타버스
  • 解説
    ハングル:메타버스

    ハングル発音:メタボス

    意味:3次元仮想世界を意味する

    解説:

    Meta(加工、抽象)+ Universe(宇宙、現実世界)の合成語。3次元仮想世界を意味する。ウェブやインターネットを現実世界に取り込んだ、従来のバーチャルリアリティよりも進歩した概念である。これからIT産業を支配することになる核心キーワード。

    順天郷(スンチョンヒャン)大学は新型コロナウイルスで盛大な行事を行うのが難しいと、妙案を出した。

    SKテレコムの協力で仮想空間で入学式を行ったのだ。
    大学の運動場を本物そっくりにして、大型電光掲示板も仮想空間に建てた。
    新入生たちは学校が提供したVRヘッドセットをつけて接続しキャンパスのあちこちを見学し教授との顔合わせも行った。
    授業時間に互いに会って、アバターではなく実際の姿を見ることだけが残っているのだ。

    メタボスを活用したイベントは今回が初めてではない。

    昨年9月にはYGの4人組ガールグループ、BLACKPINKが Naverの仮想空間「ZEPETO」で ファンサイン会を開いた。メンバーたちはもちろん、ファンたちも普段着るのが難しかったCHANEL(シャネル)やBVLGARI (ブルガリ)などの高級服を着てダンスをし写真も撮った。もちろん仮想空間で借りた仮想の服だ。

    メタボスの拡張はすでに予見されていた事実だが、新型コロナウイルスがこれを早めた。
    現実世界では集まらないから仮想空間ででも一緒に楽しもうという欲求が発散された。

    新しい空間を確保するための自分だけの空間を作り消費者の足を引っ張ろうとする移動通信会社の競争も激しい。

    これでは現実と仮想の世界を引く境界線が崩れてしまいそうな気がする。