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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    オマッマル:오맞말
  • 解説
    ハングル:오맞말

    ハングル発音:オマッマル

    意味:「今日は正しいことを言ったね」の略語

    解説:

    「今日は正しいことを言ったね(オヌルンマッヌンマルルヘッネ、오늘은 맞는 말을 했네)」の略語。意味が変わり「今日はとんでもないことを言った」で通じたりもする。

    周りにそういうメンバーが、1人か2人は必ずいる。口を開くと、どこで聞いたのか、とんでもない話ばかりするやつらだ。

    「壊れた時計も1日に2回は合っている」と、そういう人たちもたまには耳を傾けて聞く話をする時がある。それが「オアマッマル」だ。

    ところが話をたくさんしているとオマッマルが曖昧になる。

    論証できる背景知識も情報もない状態でリアルでも言い張ればそれがオマッマルなのか、口を開けば飛び出す「偽ニュース」なのか見分けがつかない。

    一般人の話なら無視すればいいが、大衆に知られた政治家や評論家なら話が変わる。

    「オマッマル」という言葉を作った張本人と言える保守寄りの時事漫画家ユン・ソインがまさにそうだ。

    彼はデモに参加して警察が撃った放水銃に直撃されて死亡した農夫ペク・ナムギ遺族を根拠のない非難を浴びせた。ペク・ナムギの遺族がバリへ行くと「バリ?リゾート地じゃない?遊びに行ったんだね」と怒りをあらわにした。バリ島に移民した親戚に会いに行ったという情報を知らなかったのか、それとも知っていながらも忘れてしまったのか分からないが…、親戚がいたということが分かってからも論争は「遊びに行った」に限られてしまう。

    一種のフレームに閉じ込められてしまうのだ。

    ユン・ソインの漫画を見たり、彼のYouTube放送を聴取する視聴者たちは、たまに吐き出すオマケから勇気を得るようだ。

    寝て起きたら今日じゃないか。オアマッマル。