ハングル： ~느님

ハングル発音：○○ヌニム

解説：ヌニムは韓国土俗信仰で信仰の対象であるハヌニム（神様、お天道様）の略だ。頭文字である「ハ」がとれて、主に接尾辞として使われる。

ハヌニムと同じように「神と相違ない」という意味だ。特定の分野で他の追随を許さないほどに大活躍を見せた人や作品のキャラクターに付ける。ファンが自分が追従する芸能人やスポーツスターに賞賛と尊敬のニュアンスを込めて使ったりもする。

「ニム（様）」を極尊称としてアップグレードしたバージョンとしてみればいい。あまりにも乱用されているため、人気がそれほど多くない芸能人や、少数のファンを持つスターにも「ヌニム」をつけるケースが発生し、すでに意味が衰退している。

そのため、2012年以降には、特定の分野の代表者格に使う言葉は「カプ（甲）」、「シン（神）」などが主流となり、○○ヌニムは愛称ぐらいに格が落ちた状態だ。