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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    メットゥギ(バッタ):메뚜기
  • 解説
    ハングル:메뚜기

    ハングル発音:メットゥギ

    意味:大学の図書館の閲覧室で自分の席を取れず、空席を見つけてバッタのようにあちこちを転々とする学生

    解説:大学の図書館に付属する閲覧室は、収容能力が不足しているため、朝早く来て座席を確保し、本やノート、バッグなどを置いて自分の席であることを示しておく。このようにすれば、その人の席だと認めてくれる暗黙のルールがある。

    したがって、授業などで席を外していても物を置いておくことになるのだが、このため、ただでさえ狭い閲覧室の座席不足現象はさらに激しくなる。朝早く起きれずに、遅い時間に図書館に来た学生は、人は座っていないのに、本やノートだけが置いてある席ばかりの閲覧室をあちこち漂うしかない。

    空席がない場合は、閲覧室を去る学生もいるが、元の持ち主がいる席に座って本を読んで、所有者が来たら、他の場所に移動するといったふうに漂流する学生もいるのだが、この席、あの席をピョンピョンと移動する姿がメットゥギ(バッタ)と似ているからと、このようなニックネームがついた。

    考えてみればメットゥギは誰にも迷惑をかけず、図書館を利用する善良な学生だ。むしろ非難されるべき対象は、公共の場である図書館の座席を利用しないのに自分のもののようにしようとする学生だ。本だけ置いておいて授業がない時間にも遊んでいる学生が、メットゥギをからかってしまっては困る。

    特に公務員試験を準備している学生は、特定の座席に自分の荷物の束を積み上げて、家からは体一つで通学をする生徒もかなり多く、図書館運営の悩みの種だった。幸いなことに、大学の図書館が閲覧室の規模を拡充して、最近は事情が改善されたようだ。

    特に座席を獲得している学生たちも、メットゥギに「何時から何時まで講義のために席を空けるので、その間は安心して利用してもいい」とメットゥギを配慮する場合も多くなっているそうだから、幸いなことだ。

    *株式市場で短打勢力を指すときにも、メットゥギ(バッタ)という言葉を使う。