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タイトルチャンミダンチュ:장미단추
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解説ハングル:장미단추
ハングル発音:チャンミダンチュ
意味:遠くから見ると美しいのに、近くで見ると醜いこと
解説:バラ(장미、チャンミ)の形をしたボタン(단추、タンチュ)という意味ではく、チャンゴリ(장거리、長距離)ミニョ(미녀、美人)、タンゴリ(短距離)チュニョ(추녀、醜女=ブス)を合わせた言葉だ。
女性が聞けば気分を害することだろう。なぜ美女、ブスなのか。美男と醜男ではだめなのかと考えるかもしれない。もちろん美男と醜男と考えても問題はない。長美短醜、このように漢字で書いておけば、なんだかそれっぽく見える。
友人に聞いた話をひとつ。その友人の経験談だというが、おそらくどこかで聞いたか、噂になっている話を自分のものであるかのように包装した可能性が大きい話だ。まあ簡単な話。
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落ち葉が落ちる秋の日、コートを着て歩く長い髪の人があまりにも素敵に見えて、何も考えずに追いかけていった。
話しかけようとかではなく、とにかく、ただ追いかけていったのだそうだ。完全に心を奪われていた。
どれほど歩いたのか、やがて道を渡ろうとコートの人が足を止めた。いよいよ正面から見る機会が来た。
瞬間、頭の中が大混乱に陥った。それほど綺麗だったのだろうか…。
であれば、どれほど良いだろうか。一般的なブスの程度を超えて、非常に印象の悪い、男の人だったそうだ。
その後はどうなったかと言うと、元々そこにいた通行人のように、自分も道を渡る人のように立って、横断歩道の信号が変わることを待っていたそうだ。終わり。
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以前は「長美短醜」の代わりに、「100メートル美人」という言葉を使った。100メートルほど離れたところで見ると、美人に見えるという意味だった。
この意味ではないが、似たようなニュアンスが含まれている歌詞がある。イ・サンウという歌手が歌った『彼女に会う100メートル前』という歌だ。歌詞の一部を紹介する。
「あそこに見える黄色い喫茶店、今日は彼女に会う3回目の日
心はそこを走っているのに、胸はドキドキしてる
新しく買った靴がぎこちなく、何度ショーウインドーに自分を映してみても
ひょろっとしている自分の姿にもっと満足できない
彼女に会うところの100メートル前
バラの花一輪を抱かせてあげようか、何を言おうか
頭の中にいっぱいの彼女の姿が
少しずつ私に近づいてきているようだ」
遠くから見てこそ美しいものもあるようだ。特に自然はそうだ。ウサギの形をした岩、隣りのおじさんの顔を持つ峰も、近づくと冷たい石に過ぎない。
- Lim, Chul | 入力 2015-10-21 16:26:40.510000000
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