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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    シガン:시강
  • 解説
    ハングル:시강

    ハングル発音:シガン

    意味:「視線強奪(시선강탈 / シソンガンタル))」を短くした言葉。

    解説:かなり多くの意味がある。歴史ドラマを好んで見る人なら、王や世子の前で講義をする士が思い浮かぶ。そのような講義をシガン(侍講)という。君主に経典を教える官吏たち官職も侍講と呼ばれる。

    そうかと思えば、塾講師が生徒に講義をして「シガン(施講)をした」と表現する。たとえ金をたくさん儲けても学校の先生や大学教授に比べて格が落ちるのをみると、若干自責の念が生じ、難しい言葉を使うようだ。

    慶尚南道地方の方言では、ままごと遊びを意味することもある。

    しかし、ここで扱うことを意味は、辞典に出てくる意味ではない。インターネットでは、シガンを「視線強奪 」を短くした言葉として使う。

    視線を奪う。この言葉が成立するには、2つ以上の対象が必要だ。例えば、群衆と美貌の女性。

    デモをしに行き、美貌の女性に心を奪われてデモすることも忘れ、愚かに立って眺めるならば、視線を奪われたというわけでしょう。もちろん、この場合には視線だけでなく、心も奪われたのだろうが。

    シガンを説明する良い例で、執事(チプサ / 猫を育てる人、以前の新造語参照)がインターネットに掲載した写真がある。

    猫とハムスターを撮った写真だが、執事はハムスターに焦点を当てた写真だという。しかし、自然に猫に目が行く。紹介する2枚の写真のうち、ハムスターを睨みつける猫は明らかに視線を奪う。