ハングル：악개

ハングル発音：アクゲ / アッケ

意味：악성 개인 팬（悪性個人ファン）を短くした言葉。アイドルグループで特定のメンバーだけが好きで、グループの他のメンバーは意図的にけなしたり卑下する個人ファン。

解説：少年・少女家長が何を意味するのかは分かるだろう。家庭の生計の責任を持つ可哀想な子どもたちだ。
アイドルグループで、少年・少女家長はグループの認知度を高めるために、極端的に言えば企画会社を養うために1人で放送を問わず出演するメンバーたちだ。

少年家庭よりは少女家庭が多い方だが、Jewelryのパク・チョンア、Brown Eyed Girlsのガイン、EXIDのハニが、少女家庭と呼ばれた代表的な歌手だ。

メンバーの中で著しく露出が多いため、好・不好も分かれるようになり、残りのメンバーたちに対する評価も行き違う。「お前らのために可哀想なチョンアだけが苦労をしているじゃないか！」と、このようになるのだ。

ところが、反撃も侮れない。誰のおかげで有名になったのか、他のメンバーたちは放送に出たくないと思っている、1人で有名なったと浮かれているとも…。

このような舌戦が行き来すれば、グループが無傷なわけがない。グループのメンバーたちは決してこのような言葉を口にしない。雨が降っても、雪が降っても、太陽がギラギラ照らしても一様にメンバーたちを大切にする。長い練習生生活を経て、家族よりも堅い絆を持っている。

ところが、アクゲは平気で特定のメンバーを偏愛する。愛情が行き過ぎると、他のメンバーに対してデマを拡散してけなそうと、気が狂う。

グループでバラエティやボーカル、あるいはソロ活動を引き受けたメンバーが、アクゲの標的にされたりもする。そのように偉そうなふりをしたければ、むしろ1人で出て別の暮らしを整えろと非難を浴びせる。掲げる理由を言えば、個人活動が行き過ぎてみるとグループの活動に支障が生じ、そうなると私たちのオッパ（兄さん）、ヌナ（姉さん）が被害者になるということだ。

最近はアイドルグループの認知度を高めるために競争オーディションを通じてメンバーを選ぶケースがよくあるが、オーディションプログラムで個人ファンが生まれ、デビュー後も特定のメンバーだけを応援してアクゲになるファンがいるという。

ちなみにアクゲはガールズグループのメンバーよりはボーイズグループのファンダムで、より多く見られる。