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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    クンピルジャ(軍畢者):군필자
  • 解説
    ハングル:군필자

    ハングル発音:クンピルジャ

    意味:軍畢者、兵役を終えた人

    解説:軍畢者(クンピルジャ / 군필자)は兵役を終えた人、反対の言葉は未畢者(ミピルジャ / 미필자)。畢は「おえる」という意味の漢字。クンピル(군필)、ミピル(미필)と使われることも多い。

    韓国の男性、特に20代の男性が就職のために提出する履歴書には「兵役」の欄がある。

    軍隊に行って来たのか、そうでなければ社会服務要員などで兵役義務を終えたのか、或いは軍に行くために待機しているのかを記載する部分だ。

    雇用する側としても必ず知らなくてはいけない情報だ。会社にとってなくてはならない存在になったのに、突然「私、軍隊に行きます」と言われては困るからだ。軍の服務が待っている場合は海外旅行にも制約があるため、海外出張に行くことも難しくなる。

    クンピル(軍畢)は陸海空軍に入隊して服務期間を終えた人だけに該当するのではない、義務警察、義務消防隊、社会服務要員、産業機能要員など、兵役義務を終えた人にも該当する。軍服務の代わりに監獄を選択した兵役拒否者が刑期を終えたなら軍畢と見るべきだ。

    家庭の事情や病気で免除された人も広い意味ではグンピルジャ(軍畢者)に属するだろう。

    もちろん、前方部隊で2年間の服務期間を終えた人は社会服務要員を同じ分類に入れることを嫌がるかもしれない。訓練が激しくなるほどに、服務環境が厳しくなるほどに認めらられる世界だ。

    兵役が免除されて軍に行かない人は面接を受けるときにあれこれと質問をする面接官と出会う確率がほぼ100%になる。

    家庭の事情、経済的な理由で軍に行かない人も不利益を被る可能性があるが、身体的な理由、例えば病気だったり日常生活に支障をきたすほどに不便だったりすると採用が負担になるからだ。

    「グンピル」は20代の韓国男性に「これからは自分の思い通りにしろ」という保証を与えるようなものだ。

    体も心も健康だという事実を軍が確認してくれたようなものだからだ。