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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    ~カク(~角):~각
  • 解説
    ハングル:각

    ハングル発音:カク(ガク)

    意味:何かをするのにちょうどい状況、何かが起きそうな状況

    解説:何かをするのにピッタリな状況、これから何かが起こりそうな状況を意味する。単独でも使われるが、最近の新造語では他の単語の後に接尾語として追加されることが多い。

    ビリヤードのスリークッションから由来した。スリークッションは2つの的球の両方に当てることを前提にして、2つめの的球に当たるまでに3回以上クッションに入れなければならない。そのため、角度の計算が重要だ。そこからショットに成功することを「角を出す」と表現し始め、さらに「こうやって打てばカク(角)が出るかな」と言っていた言葉から新造語の「~カク」が誕生した。

    2000年代にはビリヤードからシューティングゲームへとこの言葉が拡大した。シューティングゲームでは「砲角(포각)が出るか出ないか」と使われていた。その後、様々な技術で照準したり、何かを作り出すことのできる状況を表現する接尾語として機能するようになった。

    それ以降、様々なゲームを経て大衆化した。何かが可能な適切な状況を表す意味へと拡大した。流行に乗り始めたことにはアフリカTV(インターネット個人放送サービス)のBJたち(インターネット放送をする個人)の影響が大きかった。このインターネット放送を見ていた学生たちが「~カク」を口癖のように使い始めた。

    これまでは「~をするカクだ(~할 각이다)」「カクを掴む(각을 잡다)」「カクを出す(각을 내다)」と使われてきたが、最近では何かの単語の後に付け加えて使われる。

    例)
    キルガク(킬각):kill角、敵を殺すのにピッタリな状況
    チキンガク(치킨각):チキンを食べるのに適切な状況
    チャサルガク(자살각):チャサル=自殺、課題の量が多すぎて途中で死ぬかもしれないと嘆くときに使う言葉