ハングル： 장교부심

ハングル発音：チャンギョブシム

意味： 自分が将校だという事実に対するプライドと階級意識が過剰な将校を皮肉る言葉

解説

将校+プライドの合成語。自分が将校だという事実に対するプライドと階級意識が過剰な将校を皮肉る言葉。このような症状を見せる副士官もたまにいる。

軍隊は非常に厳しい上命下服の集団だ。
戦闘中に指揮官の命令が履行されなければ無残に負けるしかないわけで、世界中のどこかの軍を問わず、指揮体系と命令に服従することを要求している。

このような軍の特性に陶酔するあまり、普段も何でも命令できる超法規的な権限を持ち、超越的な身分であるかのように勘違いする将校もいる。

不当だと問い詰めようとすると、
「悔しいなら、お前も将校になればいいじゃないか！」という言葉で口を塞ぐ。

将校の服務期間が一般の兵士より長いため、将校になる道が開かれているにもかかわらず、これを選ばなかったという風に聞こえる。

しかし、韓国で将校になるのは簡単ではない。
士官学校に入ったり、学軍士官候補生（ROTC）になるのが最も一般的だが、韓国の最高名門大学であるソウル大学、高麗（コリョ）大学、延世（ヨンセ）大学の場合は、10点満点中9点を取っても、 学軍士官候補生に選ばれるのは難しい。

自分が望んだからといって誰でも将校になれるわけではないという話だ。

「悔しいなら将校になれればいいじゃないか！」という言葉には、能力がなくて将校になれなかったのだから、悔しい目に遭っても耐えなければならないという意味にも解釈できる。

悔しい目に遭い、訴える方法がない、
それでも、君たちはすぐ除隊するじゃないか、だから人権が保障されなくても、忍耐しろという将校は、意外と軍隊生活に満足できてない人だという指摘もある。

軍隊生活で溜まったストレスを部下の兵士たちに発散してるのだ。

2010年以後は、このように無駄なプライドを露にする将校が大幅に減ったというから、幸いなことだ。