ハングル： 홧김비용

ハングル発音：ファッキムビヨン

意味：ストレスで腹が立ったため支出したお金。

解説

ストレスで腹が立ったため支出したお金。衝動買いと似た消費形態だが「ストレスを感じなかったら使わなかった費用」という点で差がある。

いくら待っても彼女は来ない。
電話をかけても、プルルという呼び出し音が聞こえるだけだ。
結局街に出た。街灯が明かりを灯してから、だいぶ時間がたっている。ショーウインドーに映った自分の姿は、なぜ哀れに見えるのか、通り過ぎるカップルの姿は、なぜあんなに仲がよさそうに見えるのか。

何も考えずに飲み屋に足を踏み入れた。高い洋酒にガールフレンドよりもっときれいな女性従業員まで呼んで、喉が張り裂けるほど歌を歌った。大声でわめいたのだ。

その日、支払った飲み代が何か月分の小遣いなのか考えるのも嫌だ。
待ちくたびれて腹が立ったため使ってしまったが 、ストレスは全く解消されず、カード代をどう返すのか、こんな始末だから彼女からもバカにされるしストレスばかり増えていく。

ストレスを解消しようと良い服を買って、お酒を飲んで旅行に行ってもストレスを解消するのは簡単じゃない。
それでも仕方がない。
そうでもしなければ、その瞬間を耐えられなかったからだ。

こんな瞬間は誰にでも訪れる。
ある調査によると、会社員の85.5%が腹いせにお金を使って脱力感に見舞われていたことがあるそうだ。

誰でもこんな経験をしていることを知っていれば少しは慰めになるだろうか？

腹いせに行ったことでも後で後悔しないように、脱力感を少なく感じるためにお金を使う方法を事前に準備しておくといいだろう。腹いせにお金を使うため、ファッキムビヨンを書いた手帳をめくるのはちょっと微妙だ。