記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
HOME > 新造語辞典

  • タイトル
    コインドリブ(故人ドリップ):고인드립
  • 解説
    ハングル:고인드립

    ハングル発音:コインドリブ

    解説:コインドリブ(고인드립 / 故人ドリブ)は故人+アドリブの略で、他界した有名人やマスコミを騒がせた事件の当事者を相手にした言葉の遊びや冗談のことを言う。自分や特定の集団の快感のためにこの世にいない人の言葉や文章、漫画などを素材にするため、決して人のするべき行動ではない。

    インターネットにてこの言葉が広まり始めたのは2008年4月2日ダンスグループのコブギ(タートルマン)のリーダーでありラッパーのイム・ソンフンが心筋梗塞で死亡した後、とあるコメディーギャラリー(インターネット掲示板)で鼈主簿伝 (朝鮮時代の寓話で、竜王のために兎の肝を捧げようとする亀の話)をパロディーして「肝を持ってこい」という題名と共にタートルマンの写真がアップロードされてからだ。以降、歌手のユニと俳優チェ・ジンシルが自殺したときも故人の名誉を汚す、悪行を繰り広げられた。

    問題は偽の事実を提示することがない以上、死者への冒涜罪を適用することが難しい点だ。しかし、葬儀の期間にも悪口を言ったり、死んだ人を冗談の対象にするという行為は道徳的に受け入れがたい。

    コインドリブを一番多く受けた対象は廬武鉉元大統領であり、右翼の言論機関が加勢したほどだ。さらには廬武鉉元大統領の死因が頭部(두부、トゥブ)の外傷(외상、ウェサン)であることが発表されると、これを見た誰かが「豆腐(두부、トゥブ)をウェサン(帳つけにすること)で買ったのか」という書き込みまでした。