ハングル：운지

ハングル発音：ウンジ

意味：死ぬ、滅びる、落ちる

解説：

「死ぬ」「滅びる」「落ちる」という意味のインターネット隠語。この言葉が最初にできた当時は「隕」「地」という漢字を借用したが、最近はキノコの名前である「雲芝」として通用するようになった。

1991年の俳優チェ・ミンシクが熱演（？）した広東製薬のウンジチョンCMがある。



雲芝（ウンジ）と呼ばれるキノコを摘むために山を走り回り、ほぼ飛び回って滝の水をくぐって通り絶壁から飛び降りたりもする。そして咆哮する。

「私は自然人だ」

自然人の地獄バージョンの広告で広東製薬の滋養強壮剤「ウンジチョンF」は、ライバルである東亜製薬「ロイヤルD」を完全に破ることに成功した。

チェ・ミンシクがこの広告に出演するまでまつわる秘話がある。

広東製薬はチェ・ミンシクに8千万ウォンのゲランティーを提示したが、この知らせを聞いた東亜製薬が1億ウォンを支払うと接近し契約直前まで話が進んだ。契約書に判子を押す前日の夜、広東製薬の広告担当部長がチェ・ミンシクの自宅を訪れた。チェ・ミンシクは最初の提案を受諾できなかったというすまない気持ちで、広東製薬部長と一緒に居酒屋へ行くことにした。
数杯のお酒をやり取りした後、広東製薬部長が突然涙を流し「今回のことを逃せば、私は会社を首になります。子供も多いのに、どうか人を助けるつもりで助けてください」と哀願し訴えた。 そのせいで広東製薬のCMに出演することになった。

この広告が20年後の2010年に召喚された。

DCインサイドのあるユーザーがチェ・ミンシクの顔をノ・ムヒョン前大統領として、飛び降りた背景はミミズク岩を合成してノ・ムヒョン前大統領の投身自殺を暗示、嘲弄する作品として作ってしまった。

羞恥心の発動で作ったCMを、故人、それも大統領を務めた人を貶めるのに使った。

当時、DCインサイドは、天安艦事件、延坪島砲撃事件によって北朝鮮との和解ムードを試みたキム・デジュン、ノ・ムヒョン政権に対する反感が激しかったので、この動画は瞬く間にDCインサイドとイルベ保存所など右派コミュニティへと広がった。ウンジチョンの雲芝がカワラタケという意味にも関わらず、インターネット上では「落ちて死ぬ」「落ちる」という意味に変わってしまった。