ハングル：간잽

ハングル発音：カンジェプ

意味：アイドルをちょっと好きになったり、味見をする行為

解説：

アイドルをちょっと好きになったり、味見をする行為を意味する新造語。 アイドルのファンダムでよく使われる言葉だ。

設計図とレシピ。
まったく同じなのに何か違う。

設計図どおり建物や機械を作れば同じものが出てくるが、レシピを見て料理を作っても人によって味が違うので妙だ。同じ遺伝子を持っている人なのに天才も出てきたし愚か者も出てきたようにだ。

いくら良いレシピを見ても真似できない料理の秘訣の一つ。
それは「味見」だ。

塩辛いのか薄いのか調味料がしっかり混ぜられているのか味を見るのは簡単ではない。
そのためか結婚して料理を作る新妻たちはこんな言葉を何度も言う。
「お母さん、味見をしてくれませんか？」

味付けが合うならもう食卓に置いてもいいだろう。
薄かったら醤油や塩をもっと入れなければならない。

EXOにハマってもいいかな、BTSに熱狂している人が多いから私も味わってみようかな…。.
こうしてカンジェプを始める。そのうち、いつのまにか熱狂ファンに変わってしまった自分を発見することだろう。

韓国の政界で使われる「カンジェプ」は少し否定的だ。
あちこちを見回りながら顔色をうかがう人たちだ。保守でも進歩でもない、ただ自分の有利な方に足を踏み入れる政治家を指す。 名字を「カン氏」に変えて「カンXX」と呼ぶ。

現在、ソウル市長の有力な野党候補の一人であるアン・チョルス前議員の否定的な別名「カン・チョルス」が代表的な例だ。

カンジェプの本来の意味は「サバなど魚に塩で味を調える専門家」だ。

死んだ魚に塩を振りかけるだけでいいのだが専門家と言うべきなのか？と言うかもしれないが、すべての部位に多すぎず不足なく均等にふりかけなければならないうえ座ったままかなりの量を一気に処理しなければならないので熟練した技術が必要だ。上の写真の真ん中に座った人は経歴50年以上のイ・ドンサム名人で塩の量を正確にふりかけるそうだ。