記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
HOME > 新造語辞典

  • タイトル
    ペッペムゾク:펫팸족
  • 解説
    ハングル:펫팸족

    ハングル発音:ペッペムゾク

    意味:펫(Pet)+팸(Family)+족(族)の合成語。ペットを本当の家族のように思う人。

    解説:Apinkのメンバーオ・ハヨンは、KBSの動物交感神経バラエティ『家族の誕生』に出演し、宿泊施設に来た犬がなかなか馴染めずにいると、犬の囲いに入って世話をしてあげた。手で水を汲んで飲ませてあげたり、犬と親しくなるために犬のおやつも直接食べたという。
    そしてチキンを注文する時は、犬に意見も尋ねた。

    犬がまともに言い返すはずがないだろうが、とにかく意見を聞く姿勢が犬を家族のように思って配慮したものだろう。

    おやつを食べるとき、子どもたちの意見を問わず、注文する人もかなりいる。そして、「お父さんはどうして私が嫌いなものだけ頼むの?」という一言を聞く。
    「昨日はおいしく食べたじゃないか?」
    「今日は食べたくないということ!」

    とにかくペッペムゾクはすごく増えている。今や愛玩動物という言葉も使わない。犬や猫をおもちゃのように思うのはやめようという意味だ。

    自宅で飼う各種動物を伴侶動物と呼び始めながら、ペットは家族の一員になった。ペッペムゾクが登場したのだ。

    現在、韓国でペットを飼う人口は1000万人を超えた。5人のうち1人の割合でペットを飼っているということになるだろう。ペッペムゾクが増えたため、ペット産業も繁盛している。2012年に9000億ウォン程度だったペット産業の規模は2020年には6兆ウォン台に迫ると推定される。

    飼料と用品はもちろん、ペットのための医療サービス、家電製品も続々と登場している。数十万ウォンから数百万ウォン台の高級ブランドのDogキャリアやコート、首輪などもよく売れている。

    ペッペムゾクは、新しい職業も生み出す。ペットの行動矯正師、ペットカウンセラー、ペット葬儀指導士も登場した。トリマー、愛犬総合管理士などは、今や一般的な職業になったほどだ。

    ペットを家族のように思うため、飼っていたペットが死んだ時、家族を失った悲しみを経験するようになる。過去2012年2月、釜山に住む30代の女性が犬が死んだ後、喪失感を克服できず着火弾を吸って自殺する事件が起きたりもした。