記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
HOME > 新造語辞典

  • タイトル
    コプムチョンニョン:거품청년
  • 解説
    ハングル:거품청년

    ハングル発音:コプムチョンニョン

    意味:表向きは元気そうに見えるが体力や心理的にも大変な時期を過ごす40代半ばから60代までの男性

    解説:

    コプムチョンニョン。表向きは元気そうに見えるが体力や心理的にも大変な時期を過ごす40代半ばから60代までの男性。青年として生きたい中年男性の願いと現実の間のズレを泡(コプム、거품)に例えた言葉。

    最近、韓国の老人ホームに行くと70歳を過ぎても青年扱いされることがある。
    80歳を過ぎてもタクシーに乗って小遣いを稼ぐ人が多いのだから70歳は働き盛りということだ。

    100歳時代がただの希望事項に終わらず現実化する日も遠くないようだ。
    そのため「70歳になれば生きるだけ生きてきた」と言われた昔と比べれば60代は青年扱いされて当然のような気がする。

    老人ホームだけでなく、どこへ行っても青年として考えてくれたら、どれほどいいだろうか?
    しかし、これは希望事項に過ぎない。

    60歳ではなく40歳を超えても生体時計は青年とは距離が遠い。

    少し古い資料ではあるが、韓国の男性は40歳を超えると無気力になり性欲や性機能も減退するのが一般的だ。深夜、妻がシャワーを浴びる音を聞くと不安になるのは他人事ではないという話だ。生体時計は退化に向けてカチカチ音を出すが、心の片隅では「私はまだ若い」というささやきが聞こえる。

    こんな心と体の間にはそっと泡(コプム)が割り込む。