ハングル：무스펙

ハングル発音：ムスペック

意味：無スペック

解説：スペックがないことだ。スペックとは履歴書に書く学歴や単位、TOEICのスコア、海外研修経験、資格などを合わせて、自分の能力を証明する要素になるため、無スペックということは履歴書に特に書くことがないという意味になる。たまに、新入社員を選ぶ会社で、学歴や経歴を問わないという意味で無スペックを掲げる場合もあったりする。

スペックが非常によくない場合には、無スペックよりも一段階低いマイナススペックという言葉も使われる。

スペックを見ることもなく、質問もせずに人材を選ぶ会社もあるが、人材がたくさん集まる場合には、それなりの選抜基準がある。

インターネットでTOEICやTOEFLのスコアもなく、インターンの経験が全くない無スペックに近い人が財閥グループの系列会社に選ばれたと話題になったことがあったが、調べてみたら彼はソウル大経済学科を卒業して3年間司法試験を準備していた考試生だということがわかり、数多くの無スペック就職浪人に失望感を与えた。