ハングル：수포자

ハングル発音：スポジャ

意味：数学の勉強を途中であきらめた学生

解説：数学の勉強を放棄した学生。

文系だけでなく、理工系への進学を選んだ学生の中にも数学が難しくて勉強を諦めてしまった学生が多くいる。

数学を諦める学生が多くなる理由は、小学校の頃から演算を中心に、同じタイプの問題をあまりも多く解いてきたため飽きてしまった場合もあるし、理解でいないでいる学生を1対1で指導するカスタマイズ教育がなかったからでもある。

方程式、不等式、関数など、難しい問題を繰り返し解いてきたため、学生は数学の基本的な概念を理解して考える習慣をつけるのではなく、解く方法を覚える方を選ぶようになる。学生たちの間で数学の道先案内人と紹介されている参考書も問題の類型を紹介することに重点を置き、数学の目的である考える習慣を損なわせる過ちを犯している。

中学や高校の数学の授業のほとんどが、中上位圏大学への進学を目的とした講義式の授業をするせいで、これに追いつけない中学校の高学年からスポジャが多数発生する傾向にある。追いつけない場合は数学の授業時間に集中できなかったり、あるいは寝てしまうため、他の科目の教育にも影響を及ぼすことになる。

学校で学ぶ数学が難しいと答える学生は、小学校で27.2％、中学生で50.5％、高校生で73.5％の水準だ。自分がスポジャだと答えた学生も小学生36.5％、中学生46.2％と、中学生はほぼ半分近くになる。

教育当局はスポジャを減らすために、2018年から中学・高校の数学のテスト問題を厳しく出題しないことにした。最初から難しい数学の勉強はさせないという案も用意された。

中学生のレベルでは難しいと判断した最大公約数と最小公倍数なども抜いて、文系と理工系の学​​生が一緒に学ぶ高校の共通数学でも未知数が3個の連立一次方程式と不等式の領域を除くことにした。