記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
HOME > 新造語辞典

  • タイトル
    トルチュイセン: 돌취생
  • 解説
    ハングル:돌취생

    ハングル発音:トルチュイセン

    意味:就職した会社を辞めて、再び就活をする人のこと

    解説:帰ってきた就職準備生(돌아 온 취업준비생)の略語。大学や高校を卒業した後、就職した職場に適応できなかったか、または満足な職場生活を送れず、再び就職市場に戻ってきた人々だ。

    仕事に就くことが、まさに針の穴にラクダを通すくらい難しい最近、仕事を辞めてしまうなんて、どんな考えなのかと思うかもしれないが、トルチュイセンの事情を聞いてみると、みんなそれぞれに理由がある。

    まず、正規職ではなく非正規職として就職した場合が代表的だ。いつ切り捨てられるかわからない不安定な職場生活が続くうえ、給料や昇進などから感じる相対的剥奪感は経験していない人には分からない。

    こんな待遇を受けるなら、最初から仕事を辞めてスペックを積んだ後、より安定した職場を求めたほうがよいという判断が、彼らを再就職市場へと追いやる。

    新聞のインタビューに応じたトルチュイセンの場合、貯蓄が減り生活難に苦しんでいるが、「仕事を辞めたことを後悔しない」と言う。働いていた職場がとても我慢できない場合には、一日も早く仕事を変える方がいいと考える人も多い。

    一方、別の仕事に簡単に就けると思って通っていた会社に辞表を出した後、就職が思うようにできず、後悔する人も少なくない。

    次に、非常に自信に満ち溢れている青年だ。学歴や経歴が申し分ないため仕事に就くことがそれほど難しくない人々だ。実家の家計にも余裕があり、勤めている職場があまりにも厳しかったり、同僚との関係が歪むなど、些細な理由でも仕事を辞めてしまう。トルチュイセンと呼ぶには境遇がとても良い。