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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    ノリョクチュン(努力虫):노력충
  • 解説
    ハングル:노력충

    ハングル発音:ノリョクチュン

    意味:努力虫、韓国の漢字だと努力蟲

    解説:もともとは遊びながら暮らす無職のガッスが、眠い目をこすりながら満員バスに乗るサラリーマンを嘲笑する意味で使用していた。このような意味からすると、労力+虫と書くべきだが、2015年から意味が変質した。

    すべてを努力が足りないせい、意志が不足しているせいだと主張する人々を非難する言葉として主に使われるようになり、努力+虫に近くなった。

    「意志ドリプ」(意志d lib)という新造語と意味がほぼ同じだ。

    この言葉が最初に使われたところは、DCインサイド(韓国最大のオンライン掲示板)の株式カテゴリーだ。株式投資で暮らすことができる人であれば、時計の振り子のように、仕事と家に行き来する人を嘲笑することもできるが、ガッスという用語自体が自らを卑下する意味が強いという点を勘案すれば、羨望の現れでもある。

    しかし、就職ができずに社会を批判する若い世代を見て、精神力が不足している、何かをやろうとする意志がない、努力すればできないことはないと主張する既成世代を皮肉る努力虫には不快な感情だけがいっぱいだ。

    いくら努力しても勝者がすべてを独占する資本主義の競争構造の中で成功する人は限られているからだ。

    努力虫の一般的な特徴は以下の通りだ。
    - 社会構造的な問題を無視したり、些細な問題だと思っている。構造的な問題も個人の努力で克服することができると思っている。
    - 社会問題により被害を受けた人も努力が不足している人だとみなす。
    - 若い世代が痛みを我慢しようとする意志がなく、贅沢が過ぎていたり、つらいことをそもそもする気すらない人として見る傾向が強い。
    - 私は若かったころは、私のときには家がすごく貧しかったが努力して、このような言葉を口癖にしている。
    - 非常にまれなサクセス・ストーリーを根拠に「お前もできる」。 「君があの人のように成功をできない理由は、ただ努力が足りないせいだ、もう少し力を出せ」とせかす。