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タイトルクァンテギ(関怠期):관태기
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解説ハングル:관태기
ハングル発音:クァンテギ
意味:人間関係に倦怠を感じる青年のこと、漢字=関怠期
解説:関係(관계、クァンゲ)と倦怠期(권태기、クォンテギ)の合成語だ。倦怠期が結婚後、ある程度の時が流れてから訪れるのに反して、クァンテギは関係を結ぶこと自体に倦怠を感じる20代の青年をことを指す。倦怠期の早老化現象だと見ることができる。
社会生活をスタートする若者に対して大人たちがアドバイスすることのひとつは、関係を上手く結べというものだ。人脈の構築が上手い人は出世をするときにも有利だというのが常識だったりもした。
複数の人と関係を結ぶ、いわゆる「出しゃばり」な人は急なときに助けを求められる人も多いというものだ。水の中に落ちてしまった瞬間に掴める綱が多いという意味でもある。
しかし、現在を生きる20代は関係を結ぶことに疎かだ。これはつまり、倦怠とは言うが、関係を結ぶことも贅沢に属することを意味する。親しい学友や同僚ともビール一杯を一緒に飲む余裕のない青年は、フリー宣言をする。各種代行サービスに依存して、一人の生活に満足する。
フェイスブックなどのソーシャルメディアは、関係を結ぶ集まりではない。読書、写真、映像、愛犬など、集まりに目的がある場合、目的にのみ忠実に進行される。匿名のメンバーでいっぱいの集まりで個人情報を尋ねることはマナー違反に当たるのか、自分を露出せずに他のメンバーの名前さえ知らないまま会は終わる。
- Lim, Chul | 入力 2016-02-01 10:04:13.167000000
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