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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    カチュルペム(家出ファミリー):가출팸
  • 解説
    ハングル:가출팸

    ハングル発音:カチュルペム

    意味:家出した青少年たちがワンルームやモーテルを借りて家族のように一緒に生活すること、その集団

    解説:カチュル(가출、家出)+ペミルリ(패밀리、Family)の合成語。

    家出した青少年たちが集まって集団をなす理由は一つだ。親のいる家から飛び出してくるほどだから、まず大人を信じない。同じ年頃はまだ信頼できるようだ。使う言葉や、行動が似ているからだろう。

    しかし食べるもの、着るもの、寝る場所を確保することは容易ではない。ワンルームに好奇心の強い男女が5~6人集まって滞在をするため、性的な関係に発展するのは時間の問題だ。アルバイトをしたりもするが、保護者が不明なので、それほどしっかりとしたアルバイトを持つことも難しい。結局、カチュルペム(家出ファミリー)は売春養成所に転落してしまう。

    幸いなことに性売買をはじめとする不法行為が摘発され、親元に帰ったり更生する場合もあるが、カチュルペム生​​活を続けて大人になる場合、暗い世界に足を掴まれる。

    青少年がカチュルペムを作る理由は、住居費の節約、情報交換、保護者、職業斡旋などの理由だが、最終的には、上記のようなレールを踏むのが日常茶飯事だ。カチュルペムは決して本当の家族になることはできない。家族は親が子を扶養するが、カチュルペムの隊長は幼い家族に犠牲を強要する。

    ソウル市が家出した女子青少年175人を対象にしたアンケート調査の結果をみると、家出後、最も大変な点としてお金(44%)が最も多く、憂うつ、不安、不満などの精神的な問題(12.7%)、家族(11.9% )、雇用(9.9%)が後に続いた。

    売春経験がある若者(96人)のうち19.8%が「寝る場所がなくて」と答え、お腹がすいたから(13.5%)、強制されて(13.5%)、お金を稼ぐために(13.5%)、他の仕事がなくて(11.5%)と集計された。