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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    ティップク / ドゥン:뒷북 / 둥
  • 解説
    ハングル:뒷북 / 둥

    ハングル発音:ティップク / ドゥン

    意味:以前から紹介されてきたデータを取り出して、新しい知識であるかのように知ったふりをすること

    解説:一歩遅れて太鼓を叩くこと。または後ろから太鼓をたたくという意味だ。一歩遅れて知っているふりをする人を嘲笑するときに使う言葉だ。すでにすべて終わったことを一歩遅れて騒ぐこともティップク チダ(뒷북 치다)と言う。back drumという英語式の表現や、擬音語の「ドゥンドゥンドゥン(둥둥둥)」などを代わりに使うこともある。ドゥンドゥン(둥둥)のハングルを横に傾けて形を変えた「뱌8」という新造語もある。以前に紹介された内容なのかを確認するために「イゴ ドゥン(이거 둥?)」使うケースもある。

    学生時代、軍事教育を行う教練先生のせいで笑ったことがある。当時、キングコングの映画が上映されていたのだが、教官が対空射撃を教えるために模型飛行機をつかんでいる姿がキングコングの一場面を連想させたからだ。

    教官がゴリラに似ていたのかというと、そうではない。ゴリラが教官に似ていたのだ。

    横にいた友人も一緒に思う存分笑った。

    ところが、突然、その友人が脇腹をつつきながら
    「おい、何で笑ているんだ」
    「…」
    「何がおかしいんだ」
    「教官が飛行機を持っているキングコングに見えないか」

    その友人は飛行機を持つ教官を見て再び腹をかかえて笑った。
    ティップクを叩いた友人のせいで、クラス全体が叱られることとなった。

    かつては、このような意味で多く使ったが、今では新しい事実を一人で知っているふりをするときに頻繁に使われる。

    似たような意味で「インターネット開通祝賀」という表現もある。以前から出回っていた面白いイメージをまるで新しく出てきたイメージであるかのように投稿したときに使う言葉だ。このようなイメージがティップクだとは知らずに笑う人に対しては「脳のリセット(Reset)をしたのか!」と皮肉ったりもする。