ハングル：입진보

ハングル発音：イプジンボ（イプチンボ）

意味：口先だけの進歩（左派）

解説：イプ（입、口）とチンボ（진보、進歩）の合成語、口先だけの、つまり表面だけの進歩という意味だ。うわべだけの進歩主義またはそのような思想を持っている人を指す言葉だ。

江南左派と似ているが、江南左派は高所得層でありながら進歩マインドを持っている人を指す言葉として使われたりもするため、若干の違いがある。

強硬な左派が穏健な左派を攻撃するときにも使う。最近ではファッション左派（着飾った左派）という言葉も使われる。

ブルジョア階級でありながら進歩政治姿勢を持った人、資本主義でお金を稼いで消費を楽しみながらも、自分の蓄財や消費には罪の意識を持たず、進歩的な政治姿勢を持つ場合に多く使われる。

これをよく表現している代表的な例として、自分はたばこを吸いながら、他人に禁煙するように勧める場合を挙げることができる。

ただし保守新聞では「チャッパル（左翼共産主義者）」という荒い表現を使うことが困難なときに、進歩関係者を批判する言葉として使用している場合が多い。

また、進歩的な思想を観念的に理解してはいるが、体で体験したり、実践していない人、実際の生活のでは快適な家で暮らし学歴もあり、人脈構築や蓄財に余念がないにもかかわらず、口ではリベラル、労働、人権、少数者を絶えず叫ぶ人を「独善的な奴」として卑下するときも使われる言葉だ。