ハングル：취업9종세트

ハングル発音：チュイオプクジョンセトゥ

意味：就職のために積まなければ9つのスペック、直訳すると「就業9種セット」

解説：学歴、単位、TOEIC、語学研修、資格、コンペ入賞、インターンキャリアなどの7つは以前からあったが、最近では社会奉仕と整形手術が追加され、9種に増えた。

本当に就職をするために9つのすべてが必要だろうか。

高校を卒業して大学に進学したら学歴はすでに決まってしまうため、9種を揃えたとしても品質に差がでてしまう。

9つのスペックをすべて備えた、あえて言うながら就職のために整形手術まで受ける青年は本当にいるのだろうか。人材コンサルタントや大学街では9種セットを完備した学生が思ったよりもはるかに多いという。

だとすれば、9種セットを揃えれば、全員が就職に成功できるのだろうか。答えはノーだ。

「失業はノー！」を叫んで9種セットを備えることに成功しても、就職成功の保証はノーだなんて。

企業の人材担当者は9種セットは必要条件でも十分条件でもないと口をそろえる。

9種セットを忠実に備えていても、自己紹介で9種セットを一覧表示しておいてしまっては就業から遠ざかると助言する。

スペックを積んだ人に、企業の人事係が高い点数を与える項目は誠実さだけだという説明もある。

インターン、語学研修、コンペ、奉仕活動を多くしても、そこから得た自分だけの経験と省察がない場合は、誠実さに加えて何も得たことにはならないという意味だ。ただ一度のボランティア活動であっても、企業が必要な経験を積んだ場合は、企業の求める人材になり得る。

自分をしっかりと表現して、他人とは差別化され自己紹介、想像力あふれるエネルギーを感じることができる紹介を書くことができれば、9つのスペックは必要ない。

「企業人事部の心に響く履歴書を書くために雇用9種セットが必要なのか」このように聞き返すなら、返す言葉がない。