ハングル：빨대족

ハングル発音：パルテジョク

意味：失業率と晩婚化により、30歳を越えても独立せずに親から経済的な支援を受けて暮らす青年

解説：2000年代初頭までは母親の袋の中に暮らすカンガルーのようだと、カンガルー族と呼んでいたが、この延長線で新カンガルー族と呼ぶこともある。

しかし、一部ではカンガルー族は親から経済的に独立していない子どもだが、ストロー族はここからさらに完全に親の老後資金にストローを差し込んで、自分のお金のように使う子どもで、全く異なる概念だと区別したりもする。

2012年10月、イ・ホソン韓国高齢者相談センター長はCBS『キム・ヒョンジョンのニュースショー』で、「カンガルー族は子ども側から出てきた言葉」としながら、自分は個人的に「親の金を巻き上げるドゥンチョ族、年金にストローを挿すストロー族だと思っている」と述べた。

ストロー族は急速に増加する傾向にある。統計庁の人口住宅総調査の結果を見ると、世帯の所有者、親と同居する30~49歳が2000年の25万3244人から、2010年には48万4663人へと2倍近く増加した。2011年後にはこの数字が50万人以上になると推定される。

ストロー族は親に経済的負担を与えるため、ストロー族の増加はシルバープアが増える直接の原因となる。韓国の高齢者の貧困率が45％に達する状況で、ストロー族の増加は引退したベビーブーム世代を貧困の泥沼に突き落とす。